書泉シランデの日記

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身近な経済
2005年03月04日(金)

最近どうもアタマが活性化していないし、今日のように雪なんか降ると完全にショートしてしまう。やる気が出ないので、確定申告の計算をしたら、13000円も税金を払い足りないという結果になった。源泉であれだけとって、まだとり足らないか。医療控除で少し戻ってくるかと思えば、それはとんだ勘違いで、あ〜あ。

ライブドアといい、西武といい、経済がうんと身近になるようなニュースが多い・・・息子に「TOBってなんだ?」とか「上場するとどういうメリットがあるんだ?」「NASDAQってなんだ?」と尋ねられると、そのたびに己の不明を愧じてしまう。そんなもん、母親に尋ねるなよ、といいたいが、悔しいので勉強する。

しかし、実際、税金とか経済とかを理解したいと思うようになるのは、自分が強制的に源泉徴収されるようになり、あるいは株の一つも持って、経済の浮沈を感じるようになってからではないか?経済学部で勉強をする前に資本主義経済の仕組みがわかっている子っていないのではないかしら?(もちろん例外的な人はいるとしても。)

中学か高校の日本史の時間に「荘園」とか「三世一身の法」とか「墾田永財法」(だっけ?)とか習ったような気がする。今思えば、それまでの班田制を崩壊させる大変な変動だったのに、なんだか、ソレガドウシタ、という程度の無関心さで通り過ぎてしまった。人の生きる規範は金であってはならないけれど、基盤は金の世の中さ。

ボケ防止だのなんだのって、幼稚な書き取りや計算をする向きがあるけれど、高校の教科をもう一度さらったら面白いんじゃないかなあ。抽象的な思考への入り口を教わっているのに、高校生の経験値じゃなかなか入り口が見えず、「コンナコト、ヤッテドウナル?!」と放り出してしまう。でも、今ならそんなことはないはず。

ライブドアの堀江氏はブルゾンの前が止められないのだろうね・・・パツンパツンになって・・・金払っても首の短いのと背中の脂身はどうにもならんようだ。西武の堤氏の後頭部の絶壁もかなり激しいものがある。多少のお金だけで体型がどうにかできるのなら、私だってローンを組みたいが、こう見るに、金でもっともどうにもならないのは、自分自身のことなんだね



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