Amitie Diary

2005年08月05日(金) センセーション(感覚)

経絡のことを知りたいと思い、東京療術学院には2年近く前に入学していたのですが、この学校の「卒業の期限がなく」、自分がよしと思うまで「授業のリピート受講可」という非常に親切な方針をよいことに、仕事の波で通うペースが崩れてしまってから、せっせせっせとがんばって毎月授業料を払うも、通わぬまま時がすぎてしまいました。
学科を終えないと実技にはいれないのですが、まだ学科の途中。
もう行かなきゃ、やらなきゃ・・って思うと、なおさら身動き取れなくなるので、しばらーくそのままにしてましたが、時間が空いた時には、行きはじめようと、むくむくっとその気になってきました。

久しぶりに、西新宿の学校へ行ってきました。
漢方の概論、あるみたいだけど?ようわからん、見えない「気」について、難しい漢字を使って説明されてもピンとこなかった当初からしたら、なんだか、これからとても面白くなりそうな予感。
先生に、自分が感じるセンセーションについて聞いてみたところ、「それはもちろん気ですから、経絡のことをしっかり勉強したらいいですよ。」とのこと。タイミングだったのかな・・と都合よく考えることにしました。

それから、定例の病院での活動の時のこと。
患者さんのトリートメントで何か感じるだろうか、と心ひそかに毎回思っていたのですが、トリートメントルームのような私の世界・・ではないので、緊張したり集中できずで無理だろうと思っていたんですね。
でも、今回ある患者さんと掌をあわせ、もう一方の手でトリートメントしていたところ、麻痺している手から徐々にかすかなセンセーションが来ました。
患者さんの反対側にいたセラピストさんは、経絡のアロマをなさっているので、もしかしてわかってくれるかなあ・・と思い、
「あの、私最近気を感じるんですが、こっちの手、ぴりぴりしています。」
って言ってみました。
そしたら、セラピストAさん、「そうお、じゃあ、こっちの手はどう?」っと
すかさず言ってくれたので、’へっ?’と思い’ホッ’としました。
反対の手は何も感じなかったので、「ああ、こっちはわかりません。」と
言ったところ、「手も足もかなりトリートメントしてるから、気の流れがよくなったかもしれないね。」とのことで、さすが経絡アロマ整体の方でした。
(その後、手・腕から数センチ離れたところをそっとたどってみたら、ピリピリした感触を感じます。セラピューティックタッチの症例では、確か、麻痺した感覚のないはずの手か足に、送る側ではなく受ける側がセンセーションを感じたというのがあったような。もっと実践したいな〜。)

センセーションが伝わってくる身体の部位で、14(他にも)あるうちのどの経絡が滞っているのか判断できる・・なんて事は、夢にも思ってなかったのですが、もしかして、ある程度可能なのかな・・なんて、学校の先生の言葉と病院での出来事でなんとなく思えてきました。
ああ、それはものすごく興味深い。と思う私には、不思議なオーラの世界からのアプローチより、東洋のアプローチの方があっているのかも。(笑)


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