Amitie Diary

2005年08月08日(月) 曲について

今日は、午後から雨が降り少し涼しかったですね。

野外ライブの弾きうたいの練習をちょこちょことしています。今回、私の歌を知っているのは、ライブバー西にいつも誘ってくれる、村田さん夫妻だけなので、増えないレパートリーはまたまたそのまま。
でも、それもちょっと面白くないので、2曲くらいは何か違うのをやってみようと思い、ウチにある譜面を引っ張り出してはみて、できるかできないか・・
選んでいます。
自分用のキーにして、自分用譜面を作成し、それから練習。洋楽だとレロレロ口が滑らかに慣れるまで、日本語の歌よりさらに練習が必要です。
でも、なんとか増やしたいです。

大学生になってから知った山下達郎が好きで、最近レパートリーに加わっているのは、「蒼茫(そうぼう)」。(茫の正しい字を持ってこれません。)
達郎にはめずらしい、どっぷりとしたメッセージソングで、イメージは仏教の「菩薩」から来ていると聞いたことがあるくらいです。
最初から最後までメッセージなんだけど、歌詞の中に、
「寂しさは琥珀となり、ひそやかに輝きだす」という一節があって、私はここが大好きなのです。
「琥珀」で、昔コマーシャルに「琥珀色のウイスキー」というのがありましたが、あの色がキレイでなんともおいしそうに見えたことを思い出し、そして次に、「常懐悲観心遂醒悟」というお経の言葉が浮かんできます。
(花祭り〜4月8日生まれなので、こういう事考える動機付けされて育てられております。)
悲しみを心に抱いていると、その悲しみが悟りに導いてくれる。といった
意味なんですが。
どんな人のところにも、ふっとどこかからやってくる寂しさや悲しみ、(避けずに)向き合いなさいと。説教くさいのに(私の解釈か)この曲、ライブでは観客大合唱だそうで、実は皆こういうの好きなんだな〜と思います。

さらにこの曲、コードもやさしくて単純なのに、結構雰囲気のある伴奏になるところもすばらしい。
ライブ盤をきくと、音は重厚、ヨーロレイホーの達郎お得意のフェイクにあふれ、熱い演奏になってますが、まあそれはそれ、私は静かに演ります。

夏っぽい曲、ないけどもういいや、好きにやっちゃおう。


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