Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 クリスチアーノ・ダ・マッタ重体!
2006年08月04日(金)

 えー、非常にショッキングなニュースが入ってきましたね。2002年のアメリカCARTチャンピオンで、2003年と2004年にはトヨタからF1に参戦していたブラジリアン、クリスチアーノ・ダ・マッタが、昨日アメリカチャンプカーシリーズのテスト中にコース上に進入した鹿と激突し、意識不明の重体に陥っています。
 事故があったのはロードアメリカというサーキットで、ターン6で鹿と激突し、右フロントタイヤで跳ねられた鹿がコクピット側に飛んでダ・マッタの頭部を直撃したそうです。ダ・マッタはすぐさまヘリコプターでテーダ・クラーク病院に搬送されて緊急手術を受けましたが、容態は深刻で、1夜明けた現時点でも依然として意識不明の状態が続いているそうです。

 クリスチアーノ・ダ・マッタは、これまで数々の輝かしい功績を残してきました。94年にブラジルF3でチャンピオンを獲得して舞台をヨーロッパへと移し、国際F3000を経て今度はアメリカへと渡り、97年にアメリカでインディライツのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。翌98年には同シリーズで7勝を挙げてチャンピオンを獲得すると、99年にはCARTに転向、翌2000年に早くも初優勝を果たし、2001年にチャンピオンに輝きました。

 その活躍を買われ、2003年にいよいよトヨタからF1デビューを果たし、この年のイギリスグランプリでは一時トップに立ち、マシン性能がはるかに勝っていたマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンに追いつかれるものの、ライコネンの激しいアタックにもミスを犯さず30周目にピットインするまでレースをリードし続け、その実力を発揮しました。さらに予選が雨により混乱していた日本グランプリでは予選3位を得るなどの活躍を見せ、F1でもルーキー・オブ・ジ・イヤーも獲得しました。
 翌2004年は残念ながらトヨタ自体が戦力を低下させてしまい、ダ・マッタもチーム首脳との関係を悪化させ、ドイツグランプリを最後に更迭され、F1キャリアに終止符を打つことになってしまいました。ダ・マッタはまだまだF1で十分活躍できるはずのドライバーだっただけに、トヨタの判断は非常に残念であり、間違っていたと言わざるを得ません。たった2年でF1を去るドライバーではないことは明らかです。

 ダ・マッタはその実力だけでなく、ブラジリアン特有の陽気で気さくな性格で、ファンサービスも多く、その人柄の良さからも多くのファンから親しまれ愛されている存在です。そしてダ・マッタは32歳、レーサーとしては今がもっとも脂が乗っている状態で、まだまだこれから活躍できるドライバーであることは言うまでもありません。
 我々にはダ・マッタの回復をただひたすら祈ることしかできませんが、皆さんも是非、ダ・マッタのために祈ってください。よろしくお願いします。



 頑張れ!ダ・マッタ!



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