Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 昨日の書き忘れ
2006年06月21日(水)

 昨日のVoiceで、今月17日に下された2005年アメリカグランプリに関する裁判の判決について書きましたが、ちょうど今日、その判決に対してミシュラン側が、アメリカの連邦裁判所が下した裁定を評価するとコメントしたというニュースが入ってきました。

 そういやスカリー……もとい、すっかり書き忘れていましたが、ミシュランはなんだかんだ言われつつも、2005年のレースチケット購入者に返済するだけでなく、延べ2万枚にも及ぶ2006年のチケットを購入しており、自発的に誠意を見せてしっかり補償しているんですよね。さすがは世界のミシュラン、「うちだって被害者なんだ!」と逆ギレしているヒューザーの社長とはえらい違いですな。

 で、集団訴訟を起こした弁護団は、今回の裁定を不満として控訴する方針のようですが、あんたらはこれ以上ミシュランに何をさせたいというのだ?どうすれば気が済むというのだね?

 ちなみに、今回の判決を下した大岡越前ではなくセアラ・エバンズ・バーカー裁判官は「今回の件は、モータースポーツにおいて、ファンがイベントのチケットを購入する際に暗黙の了解とされる範囲のこと」との良心的な見解を示しています。言い換えれば、ミシュランにチケット購入者に対する補償の必要はないということになりますね。

 ……どうでもいいけど、FIAはいったい何をしてるんだおい!お前らF1を仕切っている元締めだろうが……。すべての責任を追う立場なんじゃないのかね?おめーらが自発的に補償しないでどうする!色々とわけのわからないルールばかり作ってF1をいいように操作して、肝心な責任問題になると我関せずというのは、あまりにも無責任すぎるんじゃないのか?それじゃFIAの存在する意味がないじゃないかモズレー君。


 なあ、マックス・モズレー君。


 マックス・モズレー君?


 マックス・モズレーッ!



 ……おらんのかいッ!



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