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■ F1イギリスグランプリ予選
2005年07月09日(土)
今日はF1第11戦イギリスグランプリの予選がシルバーストーンで行われたのですが、あちゃ〜、ライコネンは2戦連続でエンジン交換ですか……。マクラーレンのマシンは今のところ間違いなく全チームの中でもっとも速いのに、やはり信頼性の面では、メルセデスエンジンはまだまだ不安を抱えているようですなあ。しかも現在ポイントランキング首位のアロンソに24ポイント差の2位につけているライコネンは、是が非でもアロンソより前でフィニッシュしてポイント差を縮めて行きたいところなのに、前戦フランスに続いてまたもエンジン交換で10グリッド降格……痛すぎます。
予選結果はルノーのフェルナンド・アロンソがポールポジションを獲得、マクラーレンのキミ・ライコネンが僅差で2番手につけました。しかし今回もエンジンを交換したペナルティとして10グリッド降格となるため、明日の決勝では12番グリッドからスタートします。ルノーのマシンに比べてマクラーレンのマシンは、燃料を多く積んでいる状態でも速さが際立っていることはここ数戦のレースを見ても明らかですが、さすがに今回もアロンソの前でフィニッシュするのは厳しそうです。しかしまあ、せめて前戦フランスのように、何とかアロンソのすぐ後ろまで追い上げて、アロンソとの点差が開くのを最小限に食い止めてもらいたいものです。今回のシルバーストーンも、前回のマニクール同様ロングストレートがないので、オーバーテイクできる場所はそれほど多くないんですけどね。
3番手以降はBAR・ホンダのバトン、マクラーレンのモントーヤ、トヨタのトゥルーリ、フェラーリのバリチェロ、ルノーのフィジケラと続き、BAR佐藤琢磨は8番手、明日の決勝では7番グリッドからスタートします。前戦フランスでは攻めすぎてオーバーランし大きく順位を落としてしまいましたが、今回は得意のシルバーストーンですから、初ポイントを獲得して欲しいものです。
さて、その後トヨタのラルフ・シューマッハが続き、何とフェラーリのミハエル・シューマッハは10番手、ミハエルはここシルバーストーンは得意コースのはずなのですが、やはり今回も予選で後方に沈んでしまいました。上位陣に何か起こらない限り、ここからの表彰台は非常に厳しい状況ですね。
イギリスは6日にロンドンでイギリス主催のサミットを狙ったと思われる同時テロが起こり、多くの犠牲者を出してしまうと言うショッキングな出来事がありましたが、明日の決勝レースは無事に開催されることを願いたいですね。F1も多くの観客が一箇所に集まるイベントという意味で、テロの標的になりかねないイベントですから。
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