Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 改めまして、スペイン屋台「パエリ屋」
2005年06月27日(月)

 昨日は静岡市にある美味しいお店、スペイン屋台「パエリ屋」をご紹介すると言っておきながら、このお店でのエピソードばかりを長々と書いてしまい、全然お店の宣伝になっていなかったので、今回改めてお店のご紹介を、ちゃんと書こうと思います。

 このお店は「スペイン屋台」と銘打っていますので、当然スペイン家庭料理専門のお店です。店の名前にもなっているスペインの焼き飯パエリヤを中心に、「タパス」と呼ばれるスペインの小皿料理などを出しています。
 僕が行くと必ず食べるのが、「チョリソとカルバンゾ豆の煮物」「イカの墨煮」「ニンジンサラダ」「ムール貝のワイン蒸し」「生マッシュルームのガーリック炒め」、そして「シーフードのパエリヤ」などです。ちなみにパエリヤができるまでにはかなり時間がかかるので、初めから食べるつもりでしたら、一番最初に注文しておくと良いでしょう。

 「チョリソとカルバンゾ豆の煮物」は、チョリソと呼ばれるスペインのピリ辛ソーセージとカルバンゾ豆、それにガーリックを煮たもので、僕がこのお店で一番好きな食べ物です。「イカの墨煮」は、リング状に切ったイカをイカ墨で煮たもので、イカ墨独特の重厚なコクとほのかな渋み、そしてほど良い塩加減がサイコーで、メインであるイカを食べ終わった後、スプーンでイカ墨をすくってイカ墨も残さずぺろりと食べてしまいます。これを食べると舌が真っ黒になり、翌朝トイレに行くと……。

 「ニンジンサラダ」は、千切りにしたニンジンをおそらく甘口のお酢のようなもので和えているのだと思うのですが、これがまたさっぱりとしていて、食感もサクサクコリコリとしていてとても美味しいです!他の料理が結構油を使ったものが多いので、途中で胃を一休みさせたい時などに良さそうです。ニンジンがこんなに美味しいものだったとは……。

 「シーフードのパエリヤ」は、イカ、ムール貝、海老など海の幸が盛りだくさんのパエリヤで、パエリヤには欠かせないトマトソースとの相性も抜群です。ただ、パエリヤはできるまでに時間がかかるので、パエリヤが出てくるまでに他の料理を食べ過ぎるとパエリヤが入らなくなってしまいますので、パエリヤを注文した時は注意しましょう。このお店の料理はどれもとても美味しいので、僕はいつも食べ過ぎてしまい、帰る頃にはお腹がはち切れそうになります。

 アルコール類もビール、ワイン、カクテル、ウイスキーなど一通り揃っていて、スペインのビールなども飲むことができます。また、赤ワインに数種類のフルーツを漬け込んだこのお店特製のサングリアは、フルーツの甘みと赤ワインの芳醇さがほどよく調和していて、パエリヤに良く合います。ちなみに僕がよく飲むのは、たぶんこのお店のオリジナルだと思うのですが、「アフターシックス」というウォッカ・ベースのカクテルです。あと先日行った時に気に入ったのはシェリー酒でした。コクのある甘みが食欲をそそり、スペイン料理にもとても良く合いますよ!

 ……とまあ、ざっと料理を紹介してきましたが、やはり料理評論家ではないので、文章で味を表現するのは非常に難しいですな。皆さん、ちゃんと伝わっていますでしょうか?しかし、百聞は一見(一食?)にしかずと言いますから、是非静岡にお越しの際は、お立ち寄りください。

 ちなみに、お店で「マコ・ハッキネンのHPを見て来ました」と言っても、特にサービス等はありませんので予めご了承ください。







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