Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 ミカ・ハッキネン、健在!
2005年05月06日(金)

 昨日はとても残念なお話をしなくてはなりませんでしたが、今日のVoiceは嬉しいお話ですぞ!(少なくとも僕にとっては……)

 98、99年のF1チャンピオンで、その後もまだまだ勝てるだけの実力を残していながら、2001年シーズンをもってファンに惜しまれつつ、あまりにも潔くF1から去ってしまったミカ・ハッキネン。しかし、彼は今シーズンからドイツツーリングカー選手権(DTM)のドライバーとして現役復帰し、4月17日に行われた開幕戦ホッケンハイムでは、うっかりピットレーンでスピード違反を犯してペナルティを受けるというおっちょこちょいな一面も見せつつ、何とか復帰戦を8位入賞という結果で終えることができました。

 そして何と!5月1日に行われた第2戦ユーロスピードウェイ・ラウジッツで早くも3位表彰台に登り、レーサーとしての健在振りをアピールしてくれました!レースはメルセデスのゲイリー・パフェットがスーパーポールから優勝を飾り、パフェットから4秒遅れの2位となったのはアウディのトム・クリステンセン、そしてそのわずか2秒差で、メルセデスに乗るミカ・ハッキネンが3位に入りました!大型ルーキーとして注目を浴びていたハッキネンは「最高のレースだったよ。最初のピットストップで幾分タイムをロスしたけれど、最終的には、DTM2戦目にして表彰台に立つことができ、嬉しくてたまらない」とコメントしました。
 この結果パフェットがランキングトップに立ち、2位は開幕戦ウイナーのメルセデスのアレジとなり、ハッキネンは7ポイントで現在ランキング5位につけています。

 ハッキネンは開幕戦ホッケンハイムでも、ペナルティさえなければ2位表彰台は堅かったと言われているようなので、F1では初勝利までに実に長い年月を費やしましたが、DTMでの初勝利はそう先の話ではないかもしれませんね。もしかしたらデビューシーズンからタイトル争いをする可能性も……。今年のDTMは目が離せません!



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