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■ 来季フェラーリに赤信号か?
2004年12月14日(火)
フェラーリ&ミハエル・シューマッハの2000からの4年連続ダブルタイトル獲得でF1への興味がどんどん薄れていきつつある今日この頃ですが、そのフェラーリにちょっと気になる話題が登っています。 ヘレスで2005年仕様のマシンをテスト走行させたルーベンス・バリチェロが、非常に危険な車だと警告を発したのです。
「ちょっとショックを受けたね」と2005年仕様のローダウンフォースでありながらタイヤのグリップが少ないマシンを走行させた後でバリチェロは語りました。「それはものすごくナーバスで、ドライブする事が大変なんだ。グリップはものすごく少ないし、これでどうやったらオーバーテイクできるのか、本当にわからないよ。ほんと、ダーティなトラックに行ったら笑うしかないよ。車はどこでも滑りっぱなしさ」
このバリチェロのコメントが事実だとすれば、フェラーリの2005年仕様のマシンは失敗作である可能性が高そうです。何せ噂ではこれまでチャンピオンマシンを手がけてきたデザイナー、ロリー・バーン氏がほとんど開発に関わっていないようですからねえ。しかもフェラーリは来シーズンの序盤まで旧型となる2004年仕様のマシンで戦うと発表していますから、その序盤で出鼻をくじかれると、フェラーリの常勝ムードにも暗雲が立ちこめてきそうですね。
しかし、よく考えると一つのチームと1人のドライバーが4年間以上も最強であり続けることなど、本来あり得ないことなんですよね。FIAが贔屓して世界中で最も多くのファンを持つフェラーリとシューマッハの有利なように働きかけない限り……。そう言う意味では、そろそろフェラーリの強さに陰りが見え始めても何ら不思議ではありませんね。 まあ、バリチェロの言うようにマシンがナーバスでグリップが少ないとなると、危険な事故が起こりかねないと言う点でちょっと心配ではありますが、その辺はさすがにシーズン開幕までに改善してくるでしょうから、そろそろフェラーリの黄金時代は、終わって頂きたいものです。
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