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■ ロイテマン、現代F1を体験!
2004年12月13日(月)
先週の水曜日、フェラーリの専用コースであるフィオラノ・サーキットで、ビッグイベントが行われました。もう長い間F1で顔を見なかったドライバー、カルロス・ロイテマンが、フェラーリの最新マシンF2004でテスト走行を行ったのです。
アルゼンチン出身のロイテマンは先週の火曜日にムジェロに到着し、自身がトップ・ドライバーとして70年代後半に所属していたフェラーリ・チームと久しぶりに顔を合わせました。ロイテマンは76年から78年までフェラーリに在籍し、3年間で5勝を上げ、77年にはチームにコンストラクターズ・タイトルをもたらしました。
ロイテマンはマネージング・ディレクターのジャン・トッドと会い、一緒にフェラーリのファクトリーなどを訪れ、さらに現在中国へ出張中の社長、ルカ・モンテゼモロと電話で会談したそうです。 今年、ドライバーズ・タイトルとコンストラクターズ・タイトルを獲得したマシンでテストをさせようというアイディアは、当時のスポーティング・ディレクターとの雑談の中で出たものらしいです。そして水曜日の午前、ロイテマンがメカニックとエンジニアが特別テスト走行の準備をして待つフィオラノを訪れました。ロイテマンは現役時代と同じ靴、同じ黄色と青のヘルメットもかぶっていたそうです。
ロイテマンは合計7周を走行し、その後「忘れられない経験だった。休みの日にもかかわらず、このテストを準備してくれたフェラーリに感謝したい。本当に興奮したし、とっても楽しかった!このクルマは素晴らしい。特に、エンジンからのパワーがね。昔、私が運転していたクルマとは全く違う。テレビで見ていると、最近のF1は簡単そうに見える。だが自分で走らせてみると、そうではないと言いきれるよ!」と意気揚々とコメントしたそうです。
いや〜、僕もロイテマンの名前と顔は知っていましたが、彼が走っていた頃の映像はほとんど記憶に残っていませんからねえ。見たかったですこのプレミアムテスト。こういうイベントをどこかで放送してくれると嬉しいんですけどねえ。もしかしたらBBCワールドのスポーツコーナーとかで紹介されるのでしょうかねえ。クリケットの結果と一緒に……。
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