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■ F1マシンVS最新鋭戦闘機
2003年12月11日(木)
今日はフジテレビ以外でのニュースでも取り上げられて話題となりましたが、兼ねてから予定されていた面白い対決が行われました。ミハエル・シューマッハが乗るF1マシンF2003GAとイタリア空軍が誇る最新鋭戦闘機ユーロファイター・タイフーンの速さ比べですね。
まともであれば時速400キロのF1マシンと、時速2500キロにも及ぶユーロファイターとは勝負になりませんが、今回の闘いはわずか500mから1500mという距離。タイフーン戦闘機が勝てるのは、良くて一番長い1500mだけではないかという予想がなされていました。勝負はドライバー&パイロットの個人的なスキルに掛かることになるだろうと言われ、F1が世界チャンピオンのシューマッハなら、戦闘機のほうもイタリア空軍屈指の名テストパイロット、マウリシオ・チェッリ氏が操縦桿を握りました。
しかし、対決日当日はあいにくの雨に見舞われ、結果は3回行われたレースの内2回をタイフーンが制し、みごと最新型戦闘機の勝利となりました。 レースの内容は、最初に行われた0−500m競争ではシューマッハが勝利を収めましたが、 その他の0−1000mや0−1500mではウェットコンディションの滑走路に足を取られたフェラーリでは太刀打ちする事ができなかったようです。
シューマッハは対決の後「確かに雨でタイヤがグリップしない分、不利な面はあったけれど、そんなことは どうでもいいよ。ジェット機との対決はとても楽しいものだった。少なくともモントーヤと対決するよりはプレッシャーがなくて楽さ」と、笑顔をみせたそうです。
この勝負、もしドライコンディション下で終わっていたら、もしかしたらシューマッハのF2003GAが圧勝していたかも知れませんね。
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