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■ 今クールのドラマは不振らしい
2002年12月04日(水)
今クールのドラマはどこも視聴率が著しく低迷しているようですねえ。ジェームス・キャメロンのTVシリーズ『ダークエンジェル』はセカンドになってミュータントが絡んできたりしてわけが分からなくなり、せっかく新婚ほやほやのglobeがエンディング曲を手がけたのに、一昨日の放送でいきなり「今回が最終回となります。応援ありがとうございました」というテロップが出ました。続きを見せんか〜い!
……ま、『ダークエンジェル』はビデオレンタルで見られるから良いとして、かつてはドラマの女王といわれた中山美穂をもってしても『ホーム&アウェイ』の伸びはイマイチだし、毎回何がしたいのかよくわからない『天才柳沢教授の生活』とまったく見てなかったけど『逮捕しちゃうぞ!』などは、一番遅くにスタートしたのにもかかわらず早くも来週には最終回を迎えてしまうようです。
ドラマの視聴率の低迷の原因の一つに、いわゆる北朝鮮拉致問題などの影響があるらしいですね。ドラマなんかより実際のニュースの方がよっぽど衝撃的だという認識が強く、『ブロードキャスター』などは北朝鮮問題の報道で視聴率40%を記録したようです。
しかし『アルジャーノンに花束を』の最高視聴率が『ホーム&アウェイ』の11%を下回る8%というのが驚きでした。もちろん原作には及ばないのは当然ですが、それにしても原作とは別物と考えて見てみれば、ドラマとしてよくできているし、話も面白いし、ユースケ・サンタマリアの演技も光っているし、じーんとくる場面も多く、続きが気になるドラマなんですけどねえ。
視聴率が悪いということは、世間一般的にはやっぱり不評なんでしょうかねえ。僕は映画でもドラマでも、結構感情移入してしまう方でストーリーにすんなりとのめり込んでしまうタイプなのですが、故・淀川長治の「どんなB級映画にも、必ずいいところはある」という言葉を信仰し、実際その通りだなあと思い、なるべく先入観を排除して映画やドラマを見るようにしているんですよ。だから僕自身はこういう性格で、世間ではあまり評判のよくない作品でも楽しめて得しているなあと思っているんですけどね。
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