Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 イタリア料理を堪能する
2002年12月01日(日)

 師走ですねえ。

 今日は以前お話ししたイタリアレストランに再び行ってきました。食前酒はハウスワインの赤、前菜はムール貝の白ワイン蒸し、ピザはゴルゴンゾーラのピッツァハチミツ添え、パスタはトマトとバジルのパスタ、食後の飲み物はクリスマスリーフの紅茶を注文しました。

 ゴルゴンゾーラとハチミツのピッツァはやっぱりうまい!ゴルゴンゾーラは結構しょっぱいのですが、ハチミツをかけることによってそれが抑えられ、逆にハチミツの甘さもゴルゴンゾーラのしょっぱさによって抑えられて、それぞれが絶妙な味のハーモニーを奏でていました。ハチミツというとどうしてもリンゴのピッツァのようなデザートピッツァだと思われがちですが、全然甘くなくて、ゴルゴンゾーラのまろやかな味と相まっているので、しっかりディナーのメインとして成り立つ味なのですよ。

 他の料理も美味しかったのですが、食後に飲んだクリスマスリーフのハーブティーがまた不思議な味で、とっても美味しかったですね。茶葉を見せてもらったのですが、香りを嗅ぐとどうやらバニラとシナモンが入っているようです。茶葉をそのまま食べてみると、茶葉自体がとても甘くて、何だかちょっとしたおやつみたいでした。

 で、食後に店員さんに勧められてパンナコッタも注文してみたのですが、あまり甘いものを食べない僕ですが、ここのパンナコッタは甘さ控えめで、それでいてまろやかな味わい、口の中でとろけるような食感も素晴らしく、食べたあとも口の中が甘ったるくならない上品なデザートでした。

 ……はあ、それにしても、食べ物の味を言葉で表現するのはとても難しいですね。美食家は毎日こんなことばかり言わなきゃならないから大変だあ。


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