まみいの日記
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今日は良い天気だ。 かあさんは うちの人たちが会社や学校に出かけると 午前の早い時間に洗濯物を干す。 その時僕は 庭に出て遊ぶんだ。 かあさんは 洗濯物を干し終わると 庭の花の手入れをはじめる。 その間 ぼくが大人しく待ってるかって言うと 丁度良い棒を拾ってきてかじったり 草の中に鼻をうずめて匂いをかいだり あちこち歩き回って 庭の点検をするんだ。 それが終るとやっと散歩だ。
かあさんはデジカメと鍵をポケットに入れて僕を見る。 僕は 用意は出来てるよと母さんの顔を見上げる。 いつもなら 赤い首輪に紐をつけて 「さあ いこう!」と言う事になるんだけど きょうは 母さんは「時間がないわ」って僕をしかめっつらで見た。 「え〜〜 散歩は中止??」 僕は不満タラタラだ。やっと外の広い空気を吸えるんだもの。
やにわに かあさんは僕を抱き上げると なにやらバスケットみたいなのに入れた。 そして自分はその後ろの椅子のようなものに 腰掛けると走り出したのだ。 わぁ〜 風がぴゅーぴゅー音を立てて僕の耳をかすめていくよ。 いつもは見上げている景色が 今日は見晴らしがよく気持ちがいいよ。 かあさんは 右左眺めながら 歌なんて歌っている。 きっと母さんも気分が良いんだ。 小学校の前を抜けて 中学校の横を通り 病院を横目で見て田んぼが広がるところを抜けると そこは前も行ったことのあるテニスコートだ。 ここは かあさんの友達が集まってボールで遊ぶところだ。 ボール遊びならまかせて・・・といきおい良く追いかけたら「こら」って怒られた。
かあさんは僕をしっかりだいて 皆のところに行ってぺちゃくちゃおしゃべりはじめたよ。 僕は退屈で「ワン」といったら 頭をたたかれた。 僕が待ちくたびれるころ やっとかあさんは 「さあ かえろ」 なあんだ。今日の散歩はかあさんの散歩かぁ。 僕は帰りのかごの中で おかんむりさ。
僕のうちの前には 大きな広場があって そこは何もない唯だだっ広い 草むらなんだ。 かあさんは そこに僕を連れていってくれた。 僕は緑の風を いっぱいに吸い込んで 一生懸命走った。 かあさんは なんでぜーぜーいってるんだろ? ああ なんてすてきな 散歩だろう〜〜
まみい
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