アイゾウ
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2019年12月20日(金)
果断。4
きっと返事くるよ。
サラくんはそう言ってくれ、
同時に私の頭を撫で、
耳をなぞり、菱形のピアスと
耳たぶを指で挟んでくれた。
長袖の下で鳥肌が立って
身体が硬く緊張する。
あっと思い出して、以前から
聞きたかった事を聞いてみた。
ねぇ、サラくんは
ひとりでしたりするの?
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なんて事を言うんだろう、
この人は。私は、
エッチしようか、と言われる
よりも何倍も羞恥を覚えた。
ほんの少し上目遣いでそう
言ってきて、心がぐらぐら
揺れる。
分かってる。今夜も明日も
明後日も、サラくんと共に
ベッドに入ることはない。
私が一番欲しいのは彼で、
それもサラくんは理解して
くれていて、私の気持ちを
傷つけないギリギリで
すれすれの誘い文句を
何発も撃ち込んでくる。
ちやほやされるのとは違う
けれど、なんとも気分のよい
気の利いた言葉達は
ほろ酔いで少しばかり
溶けていているサラくんの
表情と相まって最高の
効果を発揮していた。
そんな子犬みたいな目で
見てきたりして、、、。
平静を装いつつ言えたのは
振り回されそうになって
いる悔しさを、ほんの少し
だけ込めた言葉だった。
サラくんは含みのある笑顔
(私にはそう見えた)を
残して一旦席をはずした。
私はすかさずメールを
確認し、またため息をついた。
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