るなふの日記

2006年06月30日(金) オトナの事情

昨日。『トーマ』の千秋楽マチネをみたあと、友達たちとごはんを食べ、ビール呑み(汗)、高根ファンがめずらしく6人中3人もいる中でめちゃはじけ、シロさんの「高根さん≒フカキョン説」に大爆笑してしまって、下北沢についたのは開演10分前。
もぎってもらったときに初めて指定席だと知った、そんな駅前劇場。
『純粋人』レモンライブ。
二列目で、役者さんたち唾が飛ぶのも見えました…。(ひゃあ)


ネタバレ含んでます。
でもレモンライブみるかたたちとライファーとリンクしているとは思わないけど(なんとなく)、
一応シロ字で〜。笑。



『トーマ』がタマシイの赦しというような目に見えないものをさぐって行くお話なら、
『純粋人』は現実で実際の自分の損得に関わるものに関して、
騙されても情けなくても、それを
「裏表のある人間ほど純粋である」
面白いと、
人をどこまで許容できるのか?のなんてことない話だった気がする。(あいまい)

だってあんまり面白くて、笑ったままで約二時間がすぎちゃったんだもん。
自堕落ぽい人が案外土壇場でおとこぎがあったり。
ものすごい笑顔でお金を簡単に貸してくれるひとが悪人だったり。
悪党は人に言われているだけのひとだったり。
「なんとなく生きている」人が海外に旅立ってしまったり。
やり手興行師が恋人のことでおろおろしたり。

でも何かを深くは咎めない。
死んじゃうわけでもないし、過ぎちゃったことはまあいいや。
つきあう友達や仕事場の人に裏表あっても全然いい。
だってうまく芝居の幕があけばいい。
そうだ、悲劇にならなかったけど、なりそうだったのを次の芝居の「ジュリエット」に使っちゃおうvv
なんてもんなのよ。
オトナの事情っていう話も、こうしてみるといいよね。
オトナになるのもいいよね、って思う。
肩がこらなくて、ライトで、それでいてほのぼのと家路につけるような話でn面白かったです。


しかしそんな芝居の中、西ノ園さんの本気の、
いいスター俳優&演出家 → 
腹違いの弟の土地を騙し取ろうとする悪い人 →
やっぱりいい人◎
への変貌振りが妙にツボでした!!(ハイハイ)
ストーリはすぐにどういう話かはからくりが見えるので、西ノ園さんが悪いひとなんだろうなと思ったのだけど。
座長の顔をして、皆にお金を貸す時の悪意に満ちた笑顔の怖くてきれいなことといったら、やたらかっこいい!!
ドキドキしました。(ハイハイ二回目)
「土地を手に入れるのに一銭も払う気はないのだよ!」
の傲慢に満ちた言い切り方と腕の振り上げ方。
なのに弟が悲観して自殺未遂を図ったら医者をすぐに呼びにいっちゃうって
どうなのよ?
かっこいい悪の華を咲かせてもいいように思うのにトホホなひとなんですよ。
なんか、最後にみんなでエロ本みている姿の時の西ノ園さんも可愛くてねー。のたうちまわる位に楽しかった。

シェイクスピア役の有馬さん、シェイクスピアなのにワールドカップ気にしてて、飛行機のチケット持ってても違和感なしのごり押しがステキです。
チラシの前髪おろしの顔はどうかと思うけど、舞台でみたら200パーセント増しにかっこよい親父でした。

サム松原さん。男の子なんだけど、そして元男娼ぽいんだけど、好きな人が出来て庇護してくれる人に手をにぎられるのもや、みたいなめちゃ純情で潔癖なところがすごい自然な乙女でLOVE。なのに好きなひとが旅にいってしまってもめそめそしないで手紙を読む姿のあっけらかんとしたところに男らしさを感じました。

本間さんの「マキューシオ」が普遍的ギャグなんだけどおかしかった。
言葉にするとまどろっこしくなるから、これは是非みてほしいっす。




パンフの質問コーナー。
「男ばかりの稽古場の感想は?」に、タッちゃんは、
「着てゆく服が段々どうでもよくなっている自分に気がついて、むなしい」
らしい…。
稽古場写真の赤いパーカーもVネックシャツもやたらかっこよくてデレデレしてみたたのですが、それは写真を撮るからといわれたから、な珍しい写真なの?(悲)

つうか、ライフも、そういう稽古場なのか?
前触れのない突撃稽古場写真!をみてみたい…。


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