るなふの日記

2006年03月24日(金) 根本

昨日、ドラマ『白夜行』の最終回をみてしまいました。
途中まではそこそこみていたものの、あたしの考えていた原作の信念部分との相違がでてきてしまったので受け入れられず、ところどころをチョイスしてみていたのですが、つい、うっかり、最終回の最後の30分位をみてしまった。さいごまで目をそらさずにみてしまった、みたいな、原作好き的に。(注:『スタジオライフワールド』リリーズのエピソードを語る山本さん風言い回しでよろしく)

亮司くんに子供ってなんですか?

もう、笹垣の口から語られたときにはもう開いた口がふさがらなくて、
一緒にみていた夫に、
「あるわけない、あるわけない」
と呪文のように繰り返すばかりで、
「どうして、あるわけないの?」
ときかれても、そんなの口に出していえないことじゃん!
「あるわけないんだよー!」
と吠えるばかりでした。

子供をだして未来にかすかな夢を持たせる結末なんてずるいよ。
だって、確かに、救われない人たちの愛がどうすることもできない終わりでしか終結しなかったのなら、それが一縷のはかない望みだとは思う。
それしかもう、望みはないのかもしれないし、それが人間として当たり前の輝くべき未来。

でも。
少なくとも原作『白夜行』の亮司と雪穂は、
子供であった時の、非力であった自分たちを憎んでいた。悔やんでいた。
でも結局そこから、のがれることは出来なかった。
子供のまま、世の中全部に終わりない復讐を繰り返しているようにみえた。
だから、亮司もアレだし、
雪穂もああだし、
幻夜でもソレだ。(伏字は察してください)
子孫を残すことへの根本的な恐れがあったのではないかと思う。
なのに、それを結末にするなんてなあ。
わかんない。

世の中が何を望んでいるのか分かりませんが、
あたしは『白夜行』は個人の愛でしかないし、
誰にも理解されない愛だし、
一代限りの、ねじまがった愛だ。
でも愛だし、恋だし、献身だし、やっていることの汚さと裏腹のその美しさが白い夜を光に変えるのだ。

そんな話だと思っていたのになあ。
違うはなしになっちゃったなあ。(ため息)


つうかさ、根本。
雪穂さんたら、報復と復讐を忘れて、子供の手をとってたら、スカーレットになれないよ。
そういう生き方するんなら、もう、その本は捨てればいいじゃん。
どうよ。


あ、それはそうと。
雪穂の胸の谷間には目がくらんだわ。きれいー。
そして、雪穂ちゃん、顔、曽世さんに似てたねってずっと思っているのはあたしだけ?


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