ねむりさんから頂いてきた映画バトン。 1:好きなジャンルは?(Vシネマ等ビデオも含む) サスペンス、スリラー。 特にヒッチコック作品。幽霊より生きてる人間の方が怖いと思うので。 あと、昔の洋画。トーキーだけどカラーじゃない程度に昔の。 あともう一つ。恋愛モノには興味が薄いのに、偽装結婚モノにはやたら惹かれる。共犯者的な関係がツボなんだろうと自己分析。 2:その中で一番面白かったもの(3つほど) 1.『犬神家の一族』(1976) 印象に残っているのは、映像美、生者が死者に操られていくかのような皮肉、母の愛の悲しさ、撮影中に4回失神したという某出演者ののめりこみよう、お琴の師匠の怖さ等々。 ちなみに某出演者が誰かというと(以下反転) 犯人役のあの人です。連続殺人犯を演じてて気持ち悪くなっちゃったと「○○の部屋」で言っていたそうな(ウチのおかん談)。 2.『クール・ランニング』(1993) ジャマイカ初のボブスレーチームの話。実話を基にしてます。 先が読めてしまうギャグも、テンポの良さで笑わせてくれる。 コーチ役が好演。 「GO,GO,GO,GO,GO,GO,GO,GO,GO!!」が耳に残っちゃってる。 『少林サッカー』でも思ったけど、スポ根もののコーチ役ってある程度の強引さが必要なんだなあと思った。チームを引っ張り、観客も引っ張る強引さが。あ、星一徹もそうか。 後半はお約束の感動シーンもあり、とにかく楽しめて後味も良い。 3.『ベイツ・モテル』(1987) これを書くに当たって確認したら、劇場未公開でテレビ・シリーズのパイロット版でした。最初「ベイツ・モーテル」で検索したもんだから全然ヒットしなくて困惑しました(笑) 超マイナーだと思うけど、それ故にあえて紹介。 『サイコ』(1960)の後、違う監督で『2』(1983)、『3』(1986)、『4』(1990)と作られた訳ですが、『4』とは違う、もうひとつの『3』の続きがこれ。 ノーマン・ベイツも登場せず、『4』の設定とは両立しません。 『4』が正統な続編という事になってるようですが、駄作な気がする『3』から、よくぞこんな話を作ってくれたと私は思ってます。『4』はA・パーキンス好きな私から見ても駄作だし。 山ほど人が殺された現場を舞台に、意外とハートウォーミングなエピソードが続き、サイコシリーズの「救いのあるエピローグ」といった趣。 でもサスペンス要素もきっちりしっかり入ってます。 4.『或る夜の出来事』(1934) 家出中の富豪令嬢を放っておけず、目的地まで同行を申し出たお人よしの主人公が、今となっては某自称保護者に見えて仕方ありません。 でも、初めて観た時も普通に面白かったです。 見ず知らずの男女の二人旅。第一印象は最悪。追っ手から隠れて逃げ回り、偽装結婚ぽい事もこなすうちに気が合ってきて…。 「ジェリコの壁」等、後世の映画でお約束になっているいくつかのエピソードの、元祖はこの作品だと言われてます。C・ゲーブル主演。 5.『情婦』 (1957) どこが良かったか話すとネタバレになってしまうので何も書けない…! クリスティの原作の力も大きいと思うけど、キャスティングの効果も大きいかと。 6.『羊たちの沈黙』(1991) J・フォスターのマゾヒスティックな演技が好きだー(笑) ヒッチコックの影響なのか、クール・ビューティー系な女優が好きです。 更にこの手の「自らのトラウマと闘いながら事件解決に奔走」パターンにも惹かれる。(ちなみにイーストウッドが老体にムチ打って走る『ザ・シークレット・サービス』も自分の中では同じカテゴリに分類。) 終盤は本当に手に汗握ったし、あの余韻の残る終わり方も良かったんじゃないかと。 でも原作・続編その他一切見てません。 「被害者の遺体に妙に手の込んだ加工を施す連続殺人モノ」がその後やたらと増えて、レヴューを読むだけでも飽きてしまったので。 残酷すぎるという理由で主演女優が降りた事も大きいかな。 よくぞ降りた、と思います。 え〜っと、上記2と4はサスペンスじゃないです、念の為。 3つどころか6つに増えてますが、これでも『オリエント急行殺人事件』と『椿三十郎』と『めまい』と『機動警察パトレイバー2 the Movie』を切ったんです…。これらがベスト3に入ってもおかしくないんですが、何となく。 宮崎アニメはカリオストロ・ラピュタ・もののけで甲乙付け難いのでこれも除外。 誰が主役やっても同じな感じの『バットマン』シリーズも好きだけど、ここに入れる程でもないので除外。 『羊たち』は次点でも良かったんだけど、自分の趣味が変わってくるまでの間、長らく一位だったので外せませんでした。 3:これから見たい作品 ヒッチコック初期の『下宿人』(1927) モノクロサイレント。「ウチのあやしい下宿人は、もしや巷で噂の切り裂きジャックでは…!」って話。
|