| 2006年10月01日(日) |
『DEEP FOREST』 Do As Infinity 2001.9.19 |
私は困難な状況を思いっきり蹴飛ばしたい気分の時はDo As Infinityを聴く。 Do As Infinityのボーカル伴登美子さんはすごい美人で、また半端でなく歌が上手い。 顔を見ているだけではめっちゃくちゃ歌が上手そうな感じがしない。 でも、他の美人ボーカリストとは全く違って、めっちゃくちゃ歌が上手い。
Do As Infinityの曲はほとんどの曲が完成度が高く、メロディーラインもいいが、歌詞も力強くしかも充分女らしくもあり、明らかに今を生きる女性への応援歌だ。 路上でバンドをやっていたグループとは思えない完成度の高さ。 サウンドに負けることが決してないボーカル。 一度だけライブを見たけど、ライブでもぜんぜん音に声が負けてなかったのにはびっくりした。最後まで恐ろしいほどに声が出ていた。しかも余裕で。
私は自分が一番落ち込んでいた時代にこのDo As Infinityの「柊」という曲にずいぶん助けられた。 今も冬がくると「柊」を聴いて寒さを忘れてがんばろうと思ったりする。 しかし、アルバムではこのアルバムが一番好きだ。
このアルバムの曲はメロディーラインがきれいだけど、あくまでロック。 しかし、声に叙情性があることと詩に季節感があることから、ロックでもなくポップスでもなく、それはただDo As Infinityのメロディーとして心に残る。 「遠雷」の夏の雷雨。青いだけの空や透き通るような緑、橋の上から見る紅葉などが歌の節々から見えてくる。 DEEP FOREST「深い森」から始まる季節感あふれるストーリー。 そしてリスナーに元気を与えてくれる「冒険者たち」。 本当にこのアルバムは名盤だと思う。 Do As Infinityの復活を切に願う。
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