| 2006年07月19日(水) |
『四季の詩』 古井戸 |
古井戸の4枚目のアルバム。 1曲目の「ひなまつり」からかっこいい。 あと「早く帰りたい」や「四季の詩」もかっこよくて好きだ。 古井戸の歌はやさしいとかじゃなく、叙情的ではあるが、言いたいことをきっちり言い切っているところが私は好きだ。 言いたい放題の歌だと思うけど、それが過激でも下品でもなく、そのとおりの気持ちを歌っていて、今の私が聞いても「うん、私もそう思うなあ。」と思いながら聴いている。 清志郎の歌も言いたい放題で似ているけど、どんどん過激になって沸騰してしまう。 古井戸は同じことを言っていても、しゃべり言葉のような感じで過激さがないと私は思う。 シャウトしていても、静かなシャウトだ。 おそらくコアなファンには『四季の詩』はあまり受けなかったのだろうなと思う。 初期のファンは古井戸は終わってしまったとか言っていたのだろう。 しかし私はこの静かな言いたい放題を聴いていると、自分の言いたいことを言ってもらっているような気がして、とても気持ちいい。
古井戸2000も良かったけど、やっぱりチャボと加奈崎さんで古井戸をやってほしいなあ。 ほんとにいい歌が多いし、自分の気持ちに近い感じがして仕方がない。
|