| 2006年07月16日(日) |
『ベスト・コレクション』 古時計 |
私は古時計の「ロードショー」という曲がとても好きだった。 当時、古時計は「ロードショー」を大ヒットさせた後、メンバーが代わってしまい、その後見かけなくなってしまった。 私は「ロードショー」が気に入ってファースト・アルバムを買った。が、メンバーチェンジ後のセカンド・アルバムはあまり好きではなかった。 でも、「ロードショー」は飛びぬけて好きな曲だった。 ずっと忘れなかった。 その古時計のベスト・アルバムが出ているとのことで買ってみた。 やはり「ロードショー」はいい。 最初、音が遠いところから聴こえるあたり、イントロからストーリー性がある。 イントロから物語が始まるなんて、誰が考えたんだろう。素敵だ。 他の曲はあまりぴんとこなかった。 当時、聞いたことのある曲がたくさん収録されているが、やはり「ロードショー」があまりに良いので、他の曲は影が薄くなってしまったような気がする。 いまいちだなあと思いながら聴くこと18曲目、「なぐさめ」という曲。 演歌みたいなタイトルだなあと思って聴いていたら、なんとこの曲、あの太田裕美さんの大ヒット曲「木綿のハンカチーフ」のB面の曲「揺れる愛情」と同じ曲ではないか。 タイトルが変えられ、歌詞が半分くらい変えられているが、曲は同じ。 歌詞も前半は同じで、サビ以降の歌詞が変えられている。
へぇ〜〜、びっくりしました。 「木綿のハンカチ−ル」のB面の曲を古時計が歌っていたなんて。 古時計は古時計のいい味をかもし出している。 なかなか面白いものを見つけた。裕美さんのと聴き比べてみよう。
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