私の音楽日記

2006年05月05日(金) FM愛知公開録音『川嶋あい、平川地一丁目、堂島孝平、うたまろライブ』




ナガシマスパーランドでの『FM愛知プレゼンツ、ホリデイ・スタイル・プレミアム・ライブ 川嶋あい、平川地一丁目、堂島孝平、うたまろ』に行ってきた。
朝、7時から整理券を配ると情報を得たけれど、さすがに7時到着するのは断念し、もうだめかなあと思いながら、8時半に到着。
入場整理券は1661だった。
2400人まで入れるとのことだった。

ライブは午後1時半からで、待つこと5時間。
やっと中へ入ったら、まるで体育館のような大きい広いところに御座がしいてあった。
靴を脱いでなるべくつめて座る。正座する人、体育座りする人。
こんな経験もあまりないので面白かった。

1時半きっかりに始まった。
FM愛知のパーソナリティの人が司会をしている。
最初のアーティストは地元の「うたまろ」。
来月、メジャーシングル第二弾を発売するので、とてもはりきっていた。
地元なので、少々ナガシマスパーランドの思い出話や地元の話もした後、
インディーズ・デビュー曲「せつない」「やわらかな日々」などを歌い、
新曲の「陽炎」も歌った。
「陽炎」は今までよりも印象に残る手ごたえのある曲に仕上がっていた。
うたまろは5曲歌った。

次は堂島孝平さん。
堂島さんは続けて3曲を歌った。
白いエレキギターがとても似合っていて、夏らしいいい曲だった。
声がとても高く、しかも決してファルセットではなかった。
私の好きなタイプの声で、いっぺんに好きになってしまった。
堂島さんも今年新しいアルバムをリリースされたそうで、
今度ツアーもあるとのことだった。
ファンの人もたくさん来ていて、その人達はすぐに立ち上がっていたが、
堂島さんは「きょうは、いい曲をいっぱい歌いたいです。でも、きょうは御座がしいてあるので、みなさん座ってゆっくり聴いてください。」と言って立っているファンを座らせた。
みんなが座っているところで、立ち上がって前が見えないのは後ろの人は気分が良くない。
堂島さんはファンの心を気遣って、さりげなくファンを座らせた。
その後、みんなでいっしょに歌いましょうと言っていたけど、その歌は結構難しかったので、歌いにくかった。
堂島さんは8曲歌った。全部、夏らしい曲だった。
ちょっと、オザケンに似た感じもした。そういえば、小沢さんはどうしているのでしょうか。

次は平川地一丁目。
いきなり2曲ほど歌った。
そのうち1曲は割と最近の歌「夢の途中」だった。
二人はみちがえるほどに大人になっていた。
とても高校生には思えない。
自信たっぷりの歌とギターには貫禄さえうかがうことができた。
兄の龍之介君が
「ナガシマスパーランドの駐車場とバス停とレストランのペンキは僕らのお父さんが塗りました。だからいい仕上がりです。」と言ったので、
みんなびっくりして笑っていた。
本当にお父さんがナガシマスパーランドでお仕事をされていたようだった。
今回行く事になってお父さんから話を聞いたそうだ。
兄弟で音楽の仕事をすることに困る事はありますか?との質問に
「仕事で顔を見て、家でも顔を見て、学校でも顔を見るのであきました。」と龍之介君が答えてくれて面白かった。
本当に二人は大人になっていた。
歌もびっくりするほど上手くなっていたし、
なによりその自信にあふれたステージにファンじゃない人も釘付けになっていった。
平川地一丁目も新曲をリリースするとこのことで、
今、ドラマの主題歌になっているそうだ。
「今はこのドラマを見ることがいきがいです。」と龍之介君。
5月24日発売の「運命の向こう」とカップリングの「悪魔の片想い」を歌った。
「悪魔の片想い」はファンが大いに盛り上がった。
平川地一丁目は6曲を歌って終わり。

最後は川嶋あいちゃん。
「きょうは「子供の日」ですが私もだんだん子供と接する事が少なくなり、少し淋しいです。「大人の日」というのもあればいいな。そんなくだらないことを言ってないで歌いましょう。きょうは本当に申し訳ないのですが、3日程前からひどい風邪をひいてしまい、30分の持ち時間があるにもかかわらず2曲しか歌えません。本当にごめんなさい。」と言って「ガラスの心」を歌った。
あいちゃんは無理して来てくれたんだと私は思った。
ああ、あいちゃん、あったかくして早く寝てと心で叫んだ。
あいちゃんは「次は弾き語りをします。「旅立ちの日に」。」と言って精一杯弾き語りをした。
のどの調子は悪かったけれど、体調が悪くても精一杯歌うあいちゃんに感動した。
まだ若干20歳なのに、私はもう子供じゃない、
大人だからしっかりしなくてはという姿勢が現われていて、
あいちゃんを見る度に私はいろいろ教えてもらっている。

若い人の目ざましい成長を見るのはとても気持ちいい。
いつまででも変わらずに子供でいたいという人が多い中、
平川地一丁目や川嶋さんからはそんな甘えた考え方が微塵も感じられなかった。
着実に大人への階段を上って、その成長の足跡をまざまざと見せ付けられた。
素晴らしい成長ぶりに感動した。



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