| 2006年05月02日(火) |
『JUKE BOX』 BENT FABRIC 2006.2.15 |
テレビで81歳のジャズ・ピアニストのピアノ演奏を見た。 すごいパワフルだった。体が自然に揺れている。 ピアノに合わせて若い人が歌っているが、みんなすごく楽しそうでノリノリだった。 まさに、音を楽しんでいるって感じでいいなあと思った。 音を楽しむ!そのものだ。 しかしその時は忙しくて曲名やアーティスト名を控える事ができずに、 忘れてしまっていたが、ラジオ番組でその曲がかかり、「おお!あの楽しそうに演奏していたあの曲だ!」と判りとうとうCDを買った。
ピアノの音がまるでアナログレコードを聴いているようなひびきに聞こえる。 ピアノはとても力の必要な楽器だ。 肩に力が入っては絶対にいけないし、力の入れ具合がとても難しい。 熟練するとこんな感じになるんだなあと思った。 ジャズと言っても、いわゆるスイングとかではなくて、何なんでしょう? 私にはポップスに聴こえるのですが。 ときおり軽やかなピアノの音が聴こえて、体が浮きそうな気分になる。 「It feels like love」はアルファベットの歌みたいに親しみやすい。 「shake」もパーティ会場でジャズ・ピアニストがごきげんに演奏しているみたいな感じだ。 たぶん歌は若い歌手の人が歌っているのだろうと思う。 色んな人がみんなそれぞれの歌い方で歌っている。 ほんとにタイトル通り「ジューク・ボックス」から聴こえてくる音楽みたい。 ビートルズの時代の曲を軽やかにしたみたいな感じで、こだわりのない洋楽を久々に聴くことができてよかった。
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