HARUKI’s angry diary
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クマは学期末の成績出しでヘトヘトだし、HARUKIはあいかわらず帰りが遅かったので、晩御飯を食べにHARUKI最寄り駅のお隣の駅の商店街へ散歩がてら、出かけた。
優柔不断のクマは「何でもいいよ〜」と言う。 そのくせ、HARUKIが「ここはどう?」と某沖縄料理店の前で立ち止まっても、クマは「うーん」と乗り気ではない。 じゃあ、と次は新しく出来たジンギスカンの店の前で立ち止まるが「うーーーん」とお返事。
だったら、最初から「どこでもいい」なんて言うなよっ!!!!!!!(激怒)
うろうろしまくって15分。←そもそも小さい商店街なので店の数も少ない いわゆる街の洋食屋さんみたいな店の前で、HARUKIがヤケクソ気味に「ここは?」というと、クマが「入ろう!」といきなり言った。
その店は花の名前が付いていて(滝汗)、間口もせまく、大昔の喫茶店のような雰囲気。 席は、メインがカウンターで、テーブル席が二つ。ただし一つは雑誌やら謎の荷物やらで一杯で、客が使えるような状態ではない。
この店大丈夫かいなぁ、と思いながら店に入ったHARUKIとクマ。満席だったのだが、調度、席を立ったカップルがいたので、座ることが出来た。
「いらっしゃいませ〜」という声もかからず、HARUKIとりあえずムカついた。 はて、店員さんは? と狭い店内の奥をのぞくと、ド派手な赤と緑のタータンチェックのジャンパースカートをはき、頭には真っ赤なぶっといヘアーバンド、さらに!!!そのヘアーバンドの両脇に真っ赤なドデカイバラのような謎の物体をつけ、そして、真っ赤な口紅をひいた太ったおばーちゃんが、調度ゴハンをよそっているところだった。 どっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
いまどき、仮装行列だってこんなカッコしてねぇぞっ!!!!!!!
とHARUKIは思いつつ、席に座った。
さて、メニューは?と思うのだが、ド派手なばーちゃんは給仕に忙しく、なかなかHARUKI達の方へ意識を向けてくれない。
HARUKIの怒りが爆発しそうになったとき、カウンターの中で料理をしていたすげーーーおじーさんが言った。
「壁にメニューが貼ってありますので」
はぁ。
壁を見たHARUKI、愕然。
壁にはもちろんメニューが貼ってあるのだが、メニューのほかに新聞の切り抜きやら色あせたポスターやら、もう所狭しと雑多に貼ってあるので見るのも大変。 そして、メニューもこれまたたーーーくさん書いてある。 だが、よく見るとメニューは揚げ物(ミンチカツとかロースカツとかエビフライとか牡蠣フライとかクリームコロッケなど)とカレーの2種類しかない。 ただ、それを組み合わせ別に事細かに書いてあるので(例えば、エビフライとコロッケの組み合わせでスペシャル1、メンチと魚フライでスペシャル2…といった感じ)、すげー種類が多く見えるだけだった(怒)。
HARUKIはスペシャル3、クマはミンチカツを頼んだ。
やっとメニューが決まるとド派手なばーちゃんは、お盆に水二つと駅で配っているティッシュをのせてやってきた。 はい?
どうもティッシュが、紙ナプキンのかわりらしい(怒)。←まだ怒っている
カウンターに座って、驚いた。 カウンター前の棚になにやらごちゃごちゃ置いてあるなぁと思って見てみると、どっかのおまけの小さな人形たくさんやら、これまたどっかのみやげらしい貝殻細工のちゃちな飾り物やらのオンパレード。 うーーーーーーーーーーーむ。
その棚の周辺には、これまた新聞の切り抜きやら、マジックで文字が書いてある張り紙やらがいっぱい。 待っている間ヒマなので、HARUKIは読んでみた。
マジックで「ちょっとお勉強」と書いてある新聞切り抜きは、「牡蠣がいかに栄養があるか」という記事。 あとは、「野菜は体にいいので食べましょう」とか「どっかの海岸でとれた貝の話」等など。
貼り紙の方は「お店に入って、まず新聞や雑誌を取り出すのはかまいませんが、新聞や雑誌を読むの食事が来るまでにしてください。料理が来たら、読むのはやめましょう」とか「バッグやコートをイスに置かないでください。せっかくコートかけがあるんだから、そこにかけてください」とか「使ったティッシュを食べ終わったお皿の上に置くのは失礼です。新しいティッシュですべて包んで、お皿のわきにおきましょう」などなど、もう、ことこまかな注意事項が、たーーーくさん書いてある。
大きなお世話だよっ!!!!!!!!(激怒)←キレた
一番、謎だったのはキャベツの入っていたと思われるダンボール箱の生産地が印刷された部分だけを切り抜いたものが貼ってあったこと。 なんだろ〜?
しかし、この謎は料理が来た時に、解けた。 なんと!!!!! 皿の9割は山盛りの千切りキャベツ(もちろんナマ)で、すみっこにメインである揚げ物が落っこちそうな状態でのっていたのだ。 ひえぇぇぇぇぇぇぇぇ。
HARUKIはキャベツを食いにきたんじゃねぇぞっ!!!(また激怒)
キャベツが大目に盛られているトンカツ屋だって、こんなに大量のキャベツは皿にはのっていない。
お茶碗にもられたゴハンには、最初からゴマ塩がかかってるし。 ゴマ塩が嫌いな客だっていると思うけど!
っていうか、キャベツのために用意されてるのがソースだけ、ってのがいかん! ドレッシングやマヨネーズをかければ多少の量は食べられると思うが、ソースでこんな大量のキャベツ、HARUKIには食べられないってばっ!!(さらに激怒)
HARUKIがキャベツに悪戦苦闘していると隣の隣で食べていたおにーちゃんが席を立った。
おにーちゃん「お会計お願いします」 ド派手ばーちゃん「あらぁ、盛大にキャベツ残したわねぇぇ」 おにーちゃん「これでもボクにしては、たくさん食べたんですよぉ」 ド派手んばーちゃん「全部食べなきゃダメよぉ」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
はっきり言って、じーちゃんのお料理は上手で、揚げ物はかなり美味しい。でも大量のナマの千切りキャベツとド派手ばーちゃんのおせっかいがHARUKIには耐えられなった。
こうなったら、すべてクマに片付けてもらうしかない。
そこそこ食べたHARUKIは、すべてクマに預けた。
HARUKI「よろしく〜」 クマ「う、うん。がんばる」
キャベツでおなか一杯になったクマとド派手ばーちゃんに辟易したHARUKIは、早々に店を出た。
歩きながら、クマが言った。 クマ「美味しかったね」 HARUKI「………」 クマ「HARUKIちゃん、あーいう店嫌いだよね」 HARUKI「……………」 クマ「オレ、職業柄あーいうの気にならないんだよね」 HARUKI「……………………」
はっきり言おう。 客が来る所なんだから、もう少し片付けろよっ!!!(怒) 紙が黄色くなったつまらない新聞の切り抜きなんか貼っておくんじゃねぇ!!!(怒) 貼り紙するなら、もう少し読みやすい字で要点だけ書け!!!(激怒)←HARUKIにしてはかなり譲歩している ばーちゃん!!!その頭の両脇につけてるでっかい造花二つ!変な人に見えるからやめろっ!!!!←大きなお世話 そして
学校の飼育小屋のウサギや鶏じゃないんだから、客に大量のナマキャベツ食わせんじゃねぇぇっ!!!!(鬼激怒)
帰宅後。 クマは言った。 「あの店、美味しかったから、また行こうね!」 どっかーーーーーーーーーーーーーん!!!
Mikan HARUKI
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