HARUKI’s angry diary
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2005年09月12日(月) 9月前半の観劇備忘録

9月4日(日) ミュージカル・エリザベート/帝国劇場
脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツエ
音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞/小池修一郎
出演/内野聖陽・一路真輝・高嶋政宏・村井国夫 他

ストーリーは、19世紀末ヨーロッパ、その美貌で有名だったオーストラリア=ハンガリー帝国皇妃エリザベートの結婚してから暗殺されるまでの生涯が描かれている。

もともとこのミュージカルは、宝塚がやっていた出し物で、東宝が手がけた初演は一昨年。
HARUKIは初演の一昨年、再演の去年、そして内野クンがやるのは最後とうわさされる今年、で合計7回観た(汗)。

初演は、まだまだ宝塚の匂いをプンプン残した演出と舞台装置、そして衣装だったが、翌年の再演からはまったく別物になり、好き嫌いは別にして、ごく普通のミュージカルになった。

HARUKIはそもそもミュージカルというものは、あまり好きではない。だが「内野クンが出るならしょうがない、見てやろうじゃないかぁ!」という不埒な心ねで最初見に行った(笑)。
が!ゴージャスな衣装に、豪華な舞台、さらにはストーリーの面白さではまったのだった。

内野クンが扮するのは、エリザベートを愛するトートという死神。
HARUKIは、トート・山口祐一郎バージョンを見ていないのでなんとも言えない部分もあるのだが、とりあえず彼に愛されたら人生不幸になりそうだなぁという感じはたっぷり味わえる(笑)。

「歌はヘタ」という定評のある内野クンではあるが(汗)、今回はすげーーーーーーーーーうまかった(うまくなったというべきか)。初演のときの聴いてて「大丈夫かなぁ」という印象はまったくなくなり(笑)、堂々たるミュージカル役者になっていた。

実は内野クンは、このトート役をやってから爆発的な人気者になった。
それまでは、どんな芝居に出てもそこそこチケットは入手出来るし、HARUKIみたいにストリートプレイの内野ファンだけだったので、地味ぃぃぃに文学座の若い役者が好きなんだよ〜というお客だけ(笑)。

それがみるみるチケットは入手困難になり、テレビドラマに出て竹内結子の相手役までやるようになった。

おまけについ最近は、ファンクラブまで出来た。当然HARUKIもチケットが取りたいがためにファンクラブに入会したのだが。

この日HARUKIの座った席は、当然ファンクラブの席。なにしろ一人1枚しか取れないので、みなさん単独で見に来ている。

休憩後、二幕が始まる少し前から、隣のおばさんとそのお隣のおばさんが話し始めた。

おばさん1「私、初めて見るんです、エリザベート」
おばさん2「私は大阪なので、あちらで一度見たんです」
おばさん1「あら〜、じゃぁ新幹線に乗っていらしたの?」
おばさん2「はい。私今まで一人で新幹線なんて乗ったことがなかったんですけど内野さんのおかげで、一人で新幹線に乗れるようになりました」
うーーーーーーーーーーーーーーーーんと(滝汗)。
確かにHARUKIみたいに仕事をしていなければ、主婦が一人で新幹線に乗って遠出することなんて、まずないだろう。
いや、確かに内野クンのおかげだねぇ(笑)。

ニ幕、開幕。
音楽が鳴り出しても、二人のおしゃべりは止まらない(汗)。

おばさん1「内野さんの出るテレビドラマご覧になってます?」
おばさん2「見ましたよ、ジーン!(注:竹内結子と競演した“不機嫌なジーン”のこと)」
おばさん1「NHKの時代劇は?」
おばさん2「見ました。また新しいのが始まるらしいですよ」(注:この時点ではまだ“秘剣 馬の骨”はまだ放映が開始されていない)
おばさん1「あら〜知らなかったわ」
(まだまだ続く二人の会話)
あのねぇぇぇぇぇぇぇぇ。
ここお茶の間じゃないんだから、世間話してるんじゃねぇよっ!!!!!(激怒)
HARUKIがいくら7回目で、殆ど頭に入っているとは言え、うるせぇんだよっ!!!!!!

HARUKIがさすがに注意しようかと思った矢先、逆のお隣の席の人が注意したらしく、ようやく二人のおしゃべりは止まった。

だからぁヤなんだってばぁ!←何が?(笑)
内野クンが好きでナマが見たい気持ちはよーーーくわかる。でもね、舞台はテレビじゃないんだから、それなりのマナーは守って欲しい。
シミジミ思ったHARUKIだった。
はぁ。

9月11日(日) ドレッサー/パルコ劇場
劇作・脚本/ロナルド・ハーウッド 翻訳/松岡和子 演出/鈴木勝秀
出演/平幹二朗・久世星佳・西村雅彦 他

第二次大戦下のイギリスの地方劇場の控え室で起こる、シェークスピア役者と付き人たちの姿を描く舞台裏ストーリー。

HARUKIは詳しいことは知らないのだが、舞台裏を描く芝居としてはかなり有名な作品らしい。
確かに面白かった。セリフひとつひとつに意味を見出してしまいそうに、よく出来ていた。
さらに、平幹の演技も素晴らしくて、彼が舞台に出てくると急に舞台に緊張感が走り、目が離せねぇぇぇというパワーが伝わってくる。

HARUKI的に納得がいかなかったのは、西村が扮するドレッサー(この芝居では付き人という意味で使っている)。
西村本人だか演出家だかの解釈が、不十分なのだろうか。いまひとつ彼の思いや性格が伝わってこない。本来なら役者とドレッサーとの間の心の中の部分も含む駆け引きの面白さがあるはずなんだろうなぁと想像するのだが、それがよく伝わってこず、薄っぺらに感じられてしまう。
そこがすごく残念だった。


9月は月末にもう1本、そして10月頭にも1本、舞台を観る予定。
オープンエアーのサッカー観戦もいいけれど、やっぱり舞台も好きだなぁと改めて思うHARUKIだった。


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