HARUKI’s angry diary
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いよいよHARUKIの御贔屓チーム、清水エスパルスも今年は1月15日から、動き出した。監督も新しくなり、練習開始は他のどこのJリーグのチームよりも(多分)一番早かった。
エスパルスの公式サイトで日程を見ていたら「1月23日 必勝祈願!エスパルス出陣式」という告知が。 例年だと清水のどっかの神社に行って、必勝祈願をして、ファンに挨拶があって…というごくごく一般的なもの。
へーー、と思いながら見ていると、必勝餅撒きなる文字が。
ところで、餅撒きってなに?
実はクマの両親は、クマ父が定年定職をしたときに、東京の家をすべて引き払って、クマ妹が嫁入りした先、伊豆半島の下田に引っ越した。 理由は、クマ母が姑ですごく苦労したので、当時のクマ嫁(本妻)とクマ母がまたもめるとイヤだなぁと思ったクマ父が、「娘のそばならいいだろう」と強引に、なおかつ無理やり、引っ込んだのだ。
おかげでクマは今両親が住んでいる下田の家には、基本的に住んだことはない。盆暮れの帰省時に、寝泊りする程度。
そのクマが言っていた。 クマ「下田って餅撒きするんだよ」 HARUKI「なに?それ?」 クマ「どっかで新築の家の上棟があると、そこでやるんだよ」 HARUKI「へーーー。お餅をまくの?」 クマ「うん」
HARUKIにとって餅撒きというのは、その程度の認識。
で、なんでエスパルスの出陣式に餅撒き?
先週の金曜日。 会社で。 例によって喫煙所に行ったHARUKI。調度そこには、清水出身(ただしくは草薙出身)のくせに“エスパルスのエの字”も興味のないにーちゃん(30代)がいた。
さっそく聞いてみることに。 HARUKI「キミの田舎では餅撒きって、どんな時にやるの?」 草薙にー「ボクの知ってる限りでは、神社で節分のときにやってましたね」 HARUKI「ふーん」
さらに聞こうとすると、横に座っていた千葉の大農家出身のにーちゃん(40そこそこ)が口を挟んできた。 千葉にー「うちの田舎では、棟上(むねあげ)のときに大々的にやってましたよ」 HARUKI「上棟だよね?」 千葉にー「そうです。もう子供にとっては、一大イベントでした」
そこへ、会社のエラーイ人(50代後半)が口をはさんできた。 エラーイ人「お餅だけじゃなくて、インスタントラーメンとか駄菓子とか撒くんですよ」 千葉にー「そうそう。あと鏡餅の大きいやつみたいのも撒くんですよね」 エラーイ人「通りの角々にも撒きます」 HARUKIはエラーイ人に聞いた。
HARUKI「ご出身は、どちらですか?」 エラーイ人「茨城です」
HARUKIが「はぁ、そんなメジャーな行事なんですかぁ」とため息をついていると、もう一人オヤジ(50代半ば)が口をはさんできた。
オヤジ「ウチの田舎もやるよ」 HARUKI「ご出身九州でしたよね?」 オヤジ「そう、鹿児島」
ひえぇぇぇぇぇ、知らないのHARUKIだけ?
たまたま時間帯が午後の早い時間だったので、何人もの人が喫煙所に現れたおかげで、みなさん餅撒き話で大盛り上がり。 うっそーーーーー。 みんな経験してるわけ?餅撒き?
すると、もうすぐ定年のゴルフおやじがポソッと言った。 ゴルフおやじ「HARUKIちゃん、やってないのは東京だけだよ」 HARUKI「ご存知ないですか?やっぱり?」 ゴルフおやじ「うん。まったく記憶にない」 ちなみにこのゴルフおやじは、HARUKIと同じ根っからの江戸っ子。
そっかーーーーーー。
たかが餅撒きだと思っていたが、これだけみなさんが盛り上がるってことは、相当なイベントなんだなぁ、とHARUKIがうなっていると例の草薙出身のにーちゃんが言った。
「ところで、HARUKIさん。餅撒きがどーかしたんですか?」
うわぁぁぁ、こんな盛り上がってるところで 「エスパルスが餅撒きするから、理由が知りたかった」 なんて、死んでも言えねぇぇぇぇぇぇぇぇ。←当たり前
HARUKIが「ちょっとね」と誤魔化しているとにーちゃんは「仕事で調べる必要があったんですねぇ」と勝手に誤解してくれた。ほっ。
昨夜。 クマが言った。 「餅撒き行くの?」
HARUKI「違うって!出陣式!」 クマ「どーするの?餅撒き?」 だからぁぁぁぁぁぁ!
結局、天気予報を見たところ、雨だったので行くのは断念。
HARUKI「雨だから、やめるわ」 クマ「そうだね。濡れてる餅じゃ拾ってもなぁ」 あのねぇぇぇぇぇぇ!!!
ネットのエスパ系のサイトで確認したところ、神社での餅撒き(←自分で言ってるし)は300人、場所を移しての2回目の出陣式には1500人が参加したとか。 ほう。
さぁ、今年もエスパルス始動だぞ!!
Mikan HARUKI
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