「日蝕」平野啓一郎読了。 この作品は、平野氏が生きてきた中で、自分の好きな世界を 凝縮したような作品。 耽美、頽廃、三島、鏡花、乱歩、ボードレール。 全ての単語と人物、作品が線で結ばれる。 読了後は、様々な耽美派、悪魔的、退廃的な作品を読みたい欲望に かられる。知識欲もそそられる。 谷崎ラビリンス読んだ後、平野作品を読みあさっていこうかな。 「葬送」「一月物語」と。
単語が難しいという感想を言っている人たちは、 おそらく、文学、芸術に深く慣れ親しんでいない人なんだと思った。 塩野七生との対談は、彼女の本に平野氏の「日蝕」の感想を書いたのが きっかけらしい。 平野氏は厳しい塩野さんのおめがねにかかる知識の持ち主なんだろう。
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