ほんの少しイタリア語が聞き取れるようになった。 ラジオを聞き始めて半年。まだまだ道のりは長い。 雑誌を立ち読みしていると、イタリア女特集だった。 そこにイタリア語で女性を褒め称える言葉が書いてあった。 出鱈目でも読める。嬉しい。 この小さな喜びが語学の楽しみの醍醐味。 何度も壁にぶつかるが。
森鴎外「雁」読了。 この作品は好き。
お玉の境遇を表している表現で好きだったところ。
「あきらめはこの女の最も多く経験している心的作用で かれの精神はこの方角へなら、油をさした機関のように 滑らかに働く習慣になっている」
全てがあきらめから始まる。
この気持ちはよく分かる。 自分の力ではどうしようもない境遇のとき、 心にシャッターを下ろすと楽になる。 何でも立ち向かうポジティブな人生だけが正しいとは限らない。
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