りえるの日記

2004年12月26日(日) 文化

芸術新潮を買う
フィレンチェ特集。
1月末に京都市美術館でフィレンチェー芸術都市の誕生展がある。

フィレンチェには一度訪れた。
一日滞在しただけなので、本当の良さは味わってないと思う。
ダヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリ等。
これでもかこれでもかの美術品。
1週間ゆっくりいないと無理だ。眩暈がする。
思い出といえば、濃いエスプレッソばかり飲んで
おなかの調子が悪くなり、トイレの為にカフェに入っていた。
これも若気の至りか。

芸術新潮で目が釘付けになったのは
彫刻群。
ヴァザーリがミケランジェロの芸術について述べる際
テリビリタという形容詞を使ったそうだ。
恐ろしさ、凄まじさという意味。
写真を見ても、筋肉隆々、渦巻く頭髪、鋭いまなざし
アクロバティック姿勢等。
悪趣味な恍惚さ。
敬愛するロダンにはない官能を感じる。

「ポー全集2巻」読了

未開拓地への冒険。
冒険物はあまり好きではない。
短編の雑踏好きな老人。
いつも手に包帯をまいているフランス人の話の方が
好きだった。

谷崎ラビリンス官能小説集を読み、
ポー全集3巻にすすんでいこう。
年末までに4巻読了できればいいが。


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