芸術新潮を買う フィレンチェ特集。 1月末に京都市美術館でフィレンチェー芸術都市の誕生展がある。
フィレンチェには一度訪れた。 一日滞在しただけなので、本当の良さは味わってないと思う。 ダヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリ等。 これでもかこれでもかの美術品。 1週間ゆっくりいないと無理だ。眩暈がする。 思い出といえば、濃いエスプレッソばかり飲んで おなかの調子が悪くなり、トイレの為にカフェに入っていた。 これも若気の至りか。
芸術新潮で目が釘付けになったのは 彫刻群。 ヴァザーリがミケランジェロの芸術について述べる際 テリビリタという形容詞を使ったそうだ。 恐ろしさ、凄まじさという意味。 写真を見ても、筋肉隆々、渦巻く頭髪、鋭いまなざし アクロバティック姿勢等。 悪趣味な恍惚さ。 敬愛するロダンにはない官能を感じる。
「ポー全集2巻」読了
未開拓地への冒険。 冒険物はあまり好きではない。 短編の雑踏好きな老人。 いつも手に包帯をまいているフランス人の話の方が 好きだった。
谷崎ラビリンス官能小説集を読み、 ポー全集3巻にすすんでいこう。 年末までに4巻読了できればいいが。
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