りえるの日記

2004年12月05日(日) ピノ・ノワール

テレビで、市川雷蔵主演の「眠狂四郎」を見た。
面白かった。
色仕掛けが15分おきぐらいにでてくるし、
ストーリーはほとんどない、
太刀さばきも漫画みたいに面白い。
時代劇を見直す。

真剣なばかばかしさがいいのかな。

ワイナート届く。
今季はピノ・ノワール特集。

情欲を感じる言葉が書いてあった。

「ピノ・ノワールを一緒に飲みたいというとき
それはピノ・ノワールという葡萄でできたワインを飲みたいと
いう意味ではない。
思いかなえたある夜半、カウンターの隣に座るあなたとともに
口をつける一杯のピノ・ノワールは、もはやワインなどではなく、
胸かきむしる情念によって物質化されたあなたの血であり
あなたに差し出した心臓が滴らす私の血なのだ。」


私は、ブルゴーニュのピノ・ノワールを口に含んだとき気品を感じる。
媚ない気品。
ほどよい距離感を感じる味わいと、黒く赤く透き通るルビーの結晶。

イタリアワインとは違う、貴婦人の味わい。

パトリス・ジュリアンのフランス料理本の
ワインの説明を読む。
ワインの知識も少し増えてきたので、より楽しめる本になっていた。



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