テレビで、市川雷蔵主演の「眠狂四郎」を見た。 面白かった。 色仕掛けが15分おきぐらいにでてくるし、 ストーリーはほとんどない、 太刀さばきも漫画みたいに面白い。 時代劇を見直す。
真剣なばかばかしさがいいのかな。
ワイナート届く。 今季はピノ・ノワール特集。
情欲を感じる言葉が書いてあった。
「ピノ・ノワールを一緒に飲みたいというとき それはピノ・ノワールという葡萄でできたワインを飲みたいと いう意味ではない。 思いかなえたある夜半、カウンターの隣に座るあなたとともに 口をつける一杯のピノ・ノワールは、もはやワインなどではなく、 胸かきむしる情念によって物質化されたあなたの血であり あなたに差し出した心臓が滴らす私の血なのだ。」
私は、ブルゴーニュのピノ・ノワールを口に含んだとき気品を感じる。 媚ない気品。 ほどよい距離感を感じる味わいと、黒く赤く透き通るルビーの結晶。
イタリアワインとは違う、貴婦人の味わい。
パトリス・ジュリアンのフランス料理本の ワインの説明を読む。 ワインの知識も少し増えてきたので、より楽しめる本になっていた。
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