りえるの日記

2004年12月07日(火) 羨ましい世界

「濹東綺譚」永井荷風読了。

永井荷風の愛する世界。
自分を誰かと追求しないで
付き合える娼婦。
粋で大きな島田に結った容貌のいい女。

家族のしがらみから抜け出て
ラジオがうるさいからといって、散歩がてらに
ふらふらと舞い込む。

羨ましい。
男性はそういう空間があって。
女性だと、そうはいかない。
こういう描写を読むと、男に生まれて
粋な生活を送ってみたいと思う。


今日のワイン
BOURGOGNE
Maison Dieu Pinot Noir
2002 Nicolas Potel

ツンとすましたピノ・ノワール。
さらさらとしている。

ワインのお供の定番
鶏肉とパプリカのワイン煮込みを作った。
鶏肉を塩、こしょう、ローズマリーをふり、30分寝かせる
鶏肉をカリッ焼き、玉ねぎ、パプリカも別に炒める
野菜の中に鶏肉をいれ、赤ワインをいれて煮込む
そして仕上げにバルサミコ酢。

何度も作ったメニューだが、赤ワインを
食事にあわないぐらい甘いアルザスワインを入れたときが
一番おいしかった。この料理の時は甘いワインがいい。
パプリカの肉厚の触感がワインによく合う。
仕上げのバルサミコ酢で味が引き締まる。



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