りえるの日記

2004年11月11日(木) ほんのり幸せ

潤一郎ラビリンスおもしろくて、あっという間に読めそう。
読後は、トーマス・マンがワーグナーについて語った本を読もう。
乱歩、谷崎は、比較的読みやすいので、間に少し骨のある難しい本を
いれるローテーションにしていこう。

トリュフォー「家庭」見る。

だんだん、トリュフォーの空気に体がなじんできた。
今日も、雨が降っているし、映画館に行くのを迷ったが、
行って正解。とっても楽しめた。
ほんのり幸せになって、ぽかっと口を開けている自分がいた。

映画全編に流れるいいかげんさ。
働くという概念がないのがいい。
画面のアクセントとなるポップな色使い。
登場人物のファッションの色の合わせ方、小物使いがお洒落。
ドワネルが大人になっていて、かっこいい。
典型的日本人女性の太いアイラインとおかっぱの黒髪。
日本人女性同志の会話も笑える。

トリュフォーが好きになった大切な一作。
全作みたいが、時間がないのが残念。

山田宏一のトリュフォー本を読みたくなる。
休日本屋に行ってみよう。


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