Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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| 2005年04月10日(日) |
But I can't see you every night for free |
彼女の名前は伏せる。彼女が私にこの話をさらっとしたことから考えても、この程度(?)のことを極秘にしたがる女ではないと思うが。
彼女は一見、おとなしくて真面目で内気なタイプに見える。恋愛や性に関して淡白にすら思える。 その彼女が、男性経験200人だって。 しかもうち100人は、半年間だけ風俗嬢をしていた時の客だというから更に驚き。 何よりすごいと思うのが、風俗をしていた理由。「お金がなくなったから」 澁澤龍彦の全集を売ったら、もう売るものが身体しか残っていなかったんだという。 この話、特に最後の理由を訊いた時の、私の正直な感想。 ―――――羨ましい。
私が堕ち損ねであることは前にここに書いた。私は娼婦にはなれない。その覚悟がない。 もっとも。私が現代の日本において絶対に娼婦をやれない理由は他にもある。今の日本の風俗産業(うわ、何て嫌な言葉だろう)は、売春(ああ何て底力のある言葉だ)を完全にちゃかしてしまっている。風俗店の広告、AVのタイトル、全てお笑い満載だ。私は、ロックと恋愛と性に笑いを持ち込むのは大っ嫌いなんだよ!!! 食うに困って身体を売る――ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」で、コゼットの母は身体を売っても足りなくて、最後は歯を売る。息を呑むような恐ろしく正しい不幸。 そしてゾラの「ナナ」は無垢そのもの。小デュマの「椿姫」は清楚と思えるほど。ガルシア=マルケスの「エレンディラ」は硬く透明な美しさを刺すように放ち、周りの夜じゅうを飲み込んで神話のように発光する。
But I can't see you every night for free (君に毎晩タダでは会えない) *About A Girl / Nirvana (1989) の歌詞。
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