植木屋さんの介護日記

2004年08月05日(木) 下顎が腫れる

 夏になると、めちゃくちゃ汗をかいて(しかも若い頃のような美しい汗ではない、きたない汗だ)、歯ぐきがやせて、心臓が痩せて、歯茎が腫れる。
これは、ここ数年間の恒例なので仕方ないのだが、それでも、わたしに対する母親の「もたれかかり」を感じて、そいつが一因ではないかと、多少辛くあたったりする。これはわたしの「もたれかかり」だ。
 ことほど左様に、「肉親」というのは不幸の原因の最たるもののひとつである。他人であればあり得ない「関係の強制」を強いる。ありのままでない「ありのまま」を、無理やり相手に認めさせようとする。わたしのようにセンシティヴな人間(?)は、早々に音をあげる。

 かつて、「親という他人」という話を書いたことがある。
 自分の子どもとの関係において、「親」でいる自分への違和感をわりとストレートに伝えようとしたのだが、これは子どもの側からするとどう感じたのだろうか? いまは、いっしょにいなくて良かったかも知れない、とも思う。
いや、いないからバランスが悪いのか? ともかく、親が「のうのう」と自分のありようをわたしに請け負わせようとするのに、我慢がならない。「自分のことは自分でけつを拭いましょう」 介護のことではない。存在することへの緊張感というか、ヴィビッドさというのか・・・。℃ これをきょうの「訪問リハビリ」のPTであるIさんは、なんにも聞かずに解ったねえ。彼女は、母親が4年前に「小脳出血」で倒れた時からのつきあいで、彼女なりの「こだわり」をもって関わってきている。そのこだわりに甘えてはいけない。わたしはどうしてここにいるのか? わたしも、母親も、そのことからあんまり逸れてはいけないのではないだろうか? と思っている。


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植木屋