「どうぶつの森」をゲーム機内ヒキコモリでやっています。
無線LAN環境が無いために通信できず(しようとせず)、ムシトリ村の暮らしは雑草が生え放題ですが、たまに思い出したように立ち上げると義務としてタモを振ります。やはり虫は捕らないと、虫は。
このゲーム、始めるととりあえず業突くタヌ公が押し貸しの取立てに来ますので、実は博物館に納める以外、虫は取引対象として捕っています。これが、よくとれるモンシロチョウモンキチョウは引き取りがしわいです。抱えきれるだけ捕っても数百Gとか。
手間を増やせば何も考えなくても、入る額は似たようなものなのですが、ふとこれは本末転倒だな、と気づきました。リアル時間の問題だけでなく、高級なアゲハチョウとかはやはり、『捕った』感も違うのです。これは中々だな、と心の中で認めていることと、ルーチンワーク化して覚えてもいないこととでは、例え得られるものが同じだったとしても経験値の質が違う、具体的には「次に行きたい」と考える強さが違います。
こないだ、人生初オフ会の主催をやりました。前から何度も言ってるような気がしますが、人と話す練習の発展形です。会自体はなごやかに終了して非常に癒し系だったのですが、開催する前に一つ問題がありまして、諸事情により全員通りすがりのまったく見知らぬ人でした「人見知り+話下手+男性苦手」のトリプルコンボの初挑戦としては、中々設定がヘビーだったと思います。
ただ終わってみると、そういう「ええっとー……(汗)」と約一分考え込んでしまうチャレンジは、五回に一回くらい踏み切るのもいいんじゃないかと思います。それがアゲハチョウであって、ほんの少しだけよそとは違う価値があるから、そして実はその差はアゲハとモンシロくらいのもので、乗り越えがたい壁というほどのものじゃないから、それから、やっぱりアゲハが捕れるとちょっとだけ嬉しいから、です。
あ、でもだからって、アゲハ『だけ』追いかけるのはやめましょう。日常虫を捕る習慣が無いと、いいタイミングで川に落ちます。
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