思い切り良く千三・四百年時代を遡ってみますと、聖徳太子の著した十七条の憲法の第一条は『和をもって尊しとなす』だったそうです。そんな頃から日本人というのは「隣の人と上手くやっていく」ことに熱心でしたし、上手くやっていけないことになにがしかの恐怖を感じる人々でした。闘争コストを削減することで全体としての効率を高める、という冷静な判断もありましょうが、とにかくとにかく逃げ場の無い狭い社会では、人間関係がどうにかなってしまうくらい怖いことはなかったのでしょう。
というか今でもそうなんでしょうが。
江戸時代に成立した二百年間の平和を、世界史ではミラクル・ピースと呼ぶそうです。人が集まるところ争いが起こるのは世の常であって、それが大きな破綻も無く二世紀を過ごしたというのは奇跡に近いとか。ゆえに、諸外国の感覚でいけば『殺し合いもやらずに政体が転換したなんておかしい! 何かズルしただろお前ら!』と思われるのも無理は無いと思います。しかし、「意見の最大公約数をまとめて全体の行動方針を決定する」という民主主義の基本的な原則は、世間様とご近所づきあいの社会である日本には、実はすっごく合っていたというだけのことではないか、と思うのです。
もちろん、それは同時に日本人のものの見方が個性的すぎ、外国との乖離を招きかねないということだとも思います。
……中国の話を始めるとさらにさらに長くなるので遠慮しておきますが……。
拍手レス
アキラさん> いらっしゃいませ! あ、まだリンク連絡差し上げてなかったですね。大変申し訳ない(汗 うちのくくにょ(ククール女体化)はまだご本尊の顔さえ出てきていませんが、楽しみと言っていただけるとブタがさっさか木に登りますので、また来てやってくださいね。と、言ってる間に増えました。 および、例の寒いSM談義にうなずいていただき、大変嬉しいです……。ハード系はさじ加減を間違えると単に気持ち悪いだけになってしまうので、なんともはや使いどころに頭を捻ります。アキラさんもご自宅のククールを心を込めて可愛がってあげてくださいね。
フミエさん> いらっしゃいませ、先だってはお世話になりました。何分まだまだ修行中の身で、完成には遠いのですが、そう言って頂けると大変励みになります。Red Hotは……酒呑みながらでないと続き書けないかもしれないですねv(てへ)つまり素面がマルククということになります。我ながら自分の人生が心配です。タマは多分仰るとおりだと思うんですが、『田中って誰だ!?』というのが実は最大の疑問でありました……。
アキラさんとフミエさん> ところで絶対偶然だと思うんですが、何故にお二人はまったく同時にうちの拍手を叩いてくださったんでしょうか(笑)何か、「あーっ相変わらず仲いいなー」って感じで、すっごく微笑ましかったです。
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