* Droppingwell *
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| 2004年08月13日(金) |
ポゴレリチとケーキの関係 |
好きなピアニストはと聞かれたら、ポゴレリチ、と言うかもしれない。 ポゴレリチの弾くリストのピアノ・ソナタロ短調を聴くと、しばし放心状態に陥る。 凄まじい緊迫感に満ちていて、そしてこの上なく美しい。緩急コントラストの鮮やかさ。気の抜けた音、退屈な音などは(当たり前だが)ひとつもなく、すべての音に明確な意思と魂が込められている。もちろん実際に鳴らされている音だけでなく、休符や間を含めてのすべて。この研ぎ澄まされた演奏を聴いていると、この空恐ろしい曲は彼のために書かれたのではないかとさえ思ってしまうのだ。 聴く方だって相当なエネルギーがいるのだけれど、この33分間でチョコレートケーキにプリン足してもOKなくらい。今日はラムレーズンのアイスクリームと桃缶を食べました。 リストの協奏曲も録音してくれないかなぁー・・・
「Esquire」に載っている村上春樹のインタビューを読んできた。無人島に持っていきたいレコードはと聞かれて、記憶を持っていく、記憶は擦り切れないから。と答えていた(覚え書き)。この質問は確かに意味がよくわかんない。終身刑で刑務所に入るときに持っていきたいレコード、と置き換えられるのだろうかとか、一番好きなレコードを知りたいだけなのかとか。しかしイマドキだと、iPod持ってきま〜す!で終わってしまうのかもね。 写真で、お部屋に掛かっていた版画みたいなのがなかなか良さそうだったなぁ。
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