【感想】04/04/25 キャッツ「美声2」

バストファージョーンズ。いらっしゃーい!が聞こえると、マンカストラップは少し遅れてふっと気の抜けたように破顔してシラバブを送り出し、タイヤの上へ。深く笑うとちょっと困ったような顔になるんだなあ。ご挨拶、スキンブルは勢い余って膝に頭をぶつけてやしないかと心配になります(笑)ご挨拶の後はやはり瞬時に回れ右、それからコリコパットがミストフェリーズを誘って帰ろうとしてました。演説でジョーンズさんが台から飛び降りるところ、下で跳ねるタイミングがずれたらしくぽよんぽよん揺れてた…。渋谷ジョーンズさんの演説はやはり長〜い感じで、下の猫たちは目配せしたり頷いたりしつつも大人しく聞いてたもよう。ごちそうを運ぶシーン、ジョーンズさんがナプキンを首に巻いてさて!と手を合わせるのが可愛いのです。台の上にお皿を載せてランパスキャットとコリコパットとジェミマ(?)が犬食いする隣で、カーバケッティが膝でにじにじ寄って行ってシラバブとジェリーロラムにごちそうをあーんして食べさせてあげてました。ところでギルバートが皿の料理に塩を振ってるみたいに見えたんですが目の錯覚だろうか…(下手にいたのでよく見えなかった)。
マンゴジェリーとランペルティーザ。ひょこっと出てきて外を見回すすっとぼけた表情が良いですマンゴジェリー。章ランペルティーザさんが初見だったのですが、どこかほややんとしてマイペースな感じで(声のせいかな)小柄でものすごーく体の柔らかい猫でした。柔らかいゴムボールのようなぽよんと弾むかんじ。割とてきぱき踊るマンゴジェリーとは動きの質が違うのでちょっと持て余し気味だったかも? 舞台に出てくるとお客さんを指差して小さく足踏みしながらうひゃひゃって感じに笑うのです。それをシーっ!と窘めるマンゴジェリーがすごくお兄さんに見えた(笑)。マンゴジェリーが手を焼いてそうな印象です。サイレンの後に出てきたマンカストラップはやっぱりちょっと笑ってるように見えるなあ。いけー、と他の猫に示したあと、でもほどほどにね、という感じでもう一度手を伸ばすのが良いです。顔は長老に注目しながらもあの長い体を折り畳んで袋をしっかり抱いたままのマンゴジェリーも良い味を出してました。
オールドデュトロノミー。マチネはスロープを滑ってくるスキンブルシャンクスを近くで見られました。やっぱり頭の毛がわさわさしている、というか耳の形がないような気がする…。シチュエーションもあいまってどことなく犬っぽい(笑)しっぽ振ってそうです。長老はとても力強くすたすたスロープを上がって行きました。足腰強そうなじいさまです。
マンカストラップはシラバブとランペルティーザを捕まえて再び送り出すとき、背中をぽんと叩いてやるんですね。犬にする「まて」「よし」に見えなくもないんですが(笑)すごく優しい表情をするので好きだー。そしてあの深ーいお辞儀の仕方もやっぱり好きだー。タガーの片手をくるくるしてから伸ばすご挨拶も久し振りに見られて嬉しかった。それ以外はちょっと柄悪そうな感じで座ってるのも良いのです。そしてやはり声に痺れる…。
趙氏のマンカストラップ、声の調子が良くなかったようで高音がちょっと掠れてたのですが、その分すごく丁寧に歌われてました。この日のソワレは週末の連続4公演のラストで長いソロパートがあるのもここが最後なので、誠に失礼ながらもお疲れさま…!という気持ちで観ていました。
ジェリクル舞踏会。シラバブの「たのしい!」のポーズが可愛いなあといつも思います。へんしん!って言いそう(笑)。タガーのまったくなんにもしないのさの「さ」はちょっと下げ気味で落ち付いた感じになってておお!と思いました。マチネはほぼ真上だったのですが、いかにも興味なさそうに自分の尻尾を弄ったりどこか見てたり。ここ芝タガーさんだと下のお客さんをからかってて、荒川タガーさんは微妙に舞台を気にしてるんですよね。個性があって面白い。タンブルブルータスとカッサンドラのダンス、まるで二匹が磁石でくっついてるみたいです。まじまじと見てもどこに力が入っているのかさっぱりわからない。体の一部みたい…。タイヤからはけて行くときちゃんとタンブルブルータスがカッサンドラをエスコートして行くのがいいなあ。星がとても綺麗でした。
曲調が変わってからは長老の後ろで踊るシラバブが可愛いのです。下手で同じ(?)振りで踊ってるマキャヴィティも妙に可愛い(笑)それにしても胸筋と腹筋がごつごつしてますなあ。
曲がスローになって雄猫が三角形を作るところ、最後にキュウーンという音(?)と一緒にゆっくり崩れていくマンカストラップの動きがしなやかですごく好き。最後、上手の端にタガーが滑ってきてポーズを決めながらにやーっと笑ってました。視線の先は小さな女の子だったような気もするけど…(笑)。
幸せの姿。タガーは早々に座って待機、ボンバルリーナはマチソワともタガーの肩口に思い切り頭を摺り寄せて甘えていました。タガーは陰になって見えないのですが動いてなかったような気がするなあ。そしてすぐにふいっと帰ってしまいました。ちょっと寂しそうに見送るボンバルリーナにきゅんとします。
ガス。カーバケッティは乗ってるテーブル(?)の足が気になるのかしきりに触っておりました。爪を研いでたのかも? ランパスキャットは微妙にカーバケッティの時と同じポーズ(横向きにごろん)で寝てた…(笑)あとたまにきょろきょろしたり。ギルバートも途中で滑り台を枕にして転がってました。全体的にまったりムードでした。
グロールタイガー。おお、低音だ〜。そして左右の手摺りのクリューがでかい(笑)。スキンブルクリューにバトンタッチされると、タガークリューは自分を指差して「え、俺?」と軽く動揺を見せておりました。拳を食らってのびてるマンゴクリューは、スキンブルクリューがガッツポーズで励まし。グリドルボーンが登場するとマンゴクリューを力いっぱい押しのけてお出迎えのタガークリュー。「ソノークィ」を聴きながらマンゴクリューが手を組んで夢見がちに目を回してました。つくづくまんがみたいな表情が様になるなあこの猫…(笑)。グリドルボーンが尻尾を踏まれるとサイアミーズがどよめくんですが、ギルバートが「落ち付け、大丈夫だ」みたいに手を翳して宥めてました。殺陣はちょっと早くなったような気がするんですが気のせいかな? 格好良かったです。ギルバートが降りてくる前に、見事な飛び回し蹴りをしてたサイアミーズは誰だろう。
スキンブルシャンクス。最初のとこで、長老を独り占めしてちょっと得意げで幸せそうなミストフェリーズが可愛いのです。ヤクザなマンカストラップは尻尾をぐるぐる回しながら登場。ちゃんと悪そうな顔(でも笑ってる)してるんですねー。タガーはマチネでは奥のオーブンのあたりに丸くなってびびってて、ソワレはとても控えめにかかってこい!と挑発してました。それからカーバケッティがマキャヴィティの腕を掴んで「いけ」みたいに引いたのを、マキャヴィティは一瞬にして拒否。ベッドを作るところではタガーがおもむろにギルバートとランパスキャットの上に寝そべって三匹からブーイングされてました。列車を作りに行くときはタガーが前に飛びながらマンカストラップとタッチ。下手から見ると列車がきれいに見えるなあー。
マキャヴィティ。マチネの孟ボンバルリーナさんは長身でパキッとしたメイクが印象的でした。ディミータと表裏という感じ。ダンスの印象も結構違うものだなあー。ディミータはユニセックスな感じが格好良いのです。VS偽長老は、ディミータ→マンカストラップの順に異変に気付いてから、2匹でしっかりアイコンタクトして連携プレーになってました。頷き合って、ディミータが身構える間にマンカストラップが仲間を散らして、今だ!みたいな感じ。ヴァネッサさんのディミータだと何も違和感もなく見えてしまいました。マキャヴィティファイトはマンカストラップが重い一撃をがつん!というかんじ。
ミストフェリーズ。「きっと」を外して台詞っぽく歌うのでちょっと芝タガーさんを思い出しました。タガーはミストフェリーズの上着をまとめつつ尻尾からステッキ(本当に尻尾の先から出てきたように見えた…どうなってるんでしょうあれ)を出されると「うおっ」という感じでにびっくり。マンカストラップはキャッチした缶を不思議そうに上から見たり下から見たり検分してから、やれやれって顔で眉下げて笑ってました。そしてギルバートがかなり良い顔で飛ばされていきました。「イヤ――!」って顔になってて思わず噴いた…。(因みに千葉ギルバートさんは「うひょー!」って顔だった気がします)マジックのアシスタントを選ぶシーンではタガーが胸を叩いて両手を広げ「さあ相棒!」とやる気満々なのですがミストフェリーズは見てないのか無視してるのか素通り。ボンバルリーナを選ぶ間際まで未練がましく「俺…だよな? 俺?」と必死にアピールして、やがて大きく肩を竦めて後ろ向いて拗ねた(笑)。マチネの孟ボンバルリーナさんはミストフェリーズが耳の先っぽに魔法をかけると不思議そうにそこに手を触れてました。マジック後、マンカストラップがもぞもぞしている赤い布に近付こうとするシラバブをさり気なく掴んで引き戻す仕草ががとても優しげでした。というか今日はやたらもぞもぞしてた、布…。マジック成功後のミストフェリーズ、振り向くときに小さく足踏みするんですが足が震えてるようにも見えるんです。マンカストラップをぽえっと見詰める一瞬の表情もぐっときますね…!
メモリー。マキャヴィティって歌の間、俯いたまま微動だにしないんですね。照明が直接当たってないところに居るからかもしれませんがちょっと勘繰りたくなります。グリザベラが迎えられて側にきた時に初めて顔を上げてその顔は微笑んでいて(…気のせいかも?)、うーん、気になるー。タガーはグリザベラがくずおれた時、ミストフェリーズはシラバブが動いた時にようやく顔を向けるんですね。マチネではタガー、ほとんど背を向けて座っていました。そしてグリザベラに横目を向けるのがすごく格好良かった…。それにしてもマンカストラップはシラバブが触れたとき瞬時に両手を広げるんだなあ(笑)。
天上への旅〜猫にごあいさつ。グリザベラをタイヤに乗せたあと、長老が優しくぎゅうっとグリザベラを抱き締めるので涙出そうになりました。ごあいさつはやはりとても神妙に聴いてしまいました。すごく説得力があるんですよねー。
カーテンコール。タガーとディミータが肩を組んで「イエー!」って感じに盛り上がってました。何の疑いもなく友情オーラが見えてしまった(笑)。これは私だけだと思うんですがヴァネッサディミータさんは笑った顔が福井マンカストラップさんに似てると一瞬思いました。口閉じて笑った口元とか…。ラインダンス前に端っこでマキャヴィティが隣のギルバートの頭を尻尾でぺいんと叩いてました。位置を入れ替わる時にギルバートが尻尾で仕返し。何となく楽しそうだったので仲良いんだなあと思ってほのぼの見てたんですが良く考えたら仲悪いのかも?(笑)あれは、雄同士で隣になったのが気に食わないんでしょうか犯罪王…。
舞台に残った長老は拍手を浴びてご満悦で「聞こえないぞ?」とばかりに耳に手をあててなお拍手を煽り、ミストフェリーズに回収されて行きました。衣の裾をたくしあげてホイホイ走って行くのがお茶目なじいさまでした。
握手はマチネがタガーで、いやなんというか、あまり握手にこだわりはないつもりでいたのですが、今日のタガーが本当に色々と素敵だったのでかなり嬉しかったです…(涙)ありがとうと言いたかったので、言えて良かったなあ。ところでタガーってアイシャドウ青いんですね。ソワレはボンバルリーナでまた嬉しく。一番最初だったらしく、気付いたら隣にボンバルリーナが立ってて狼狽えました。か、可愛い…!ありがとうだいすきです(後半は口にしませんでした←しなくて正解)。それからカッサンドラが来てくれました。
締めはタガーがファーをばさばさばばばばっとやって振り向いてライトをもぎ取るやつ。シンプルだけどすげえ格好良いよ! その後もお客さんが帰りかけてるのに拍手が手拍子に変わり、2回くらい出てきてくれました。千秋楽も近いせいか盛り上がりがすごかった。マンカストラップが手を回してすーっと下ろしながら帰って行ったのが印象的でした。
さて、今これを書いてる時点であと5日。通える限り通おうかと思います(というか2日以外はフル出勤…で…す…)後悔は後でするから後悔さ! でも間違いなく後悔しないんだろうけど。2度とないような気がするので、大事に大事に観てきたいと思います、明日。
(※4/26〜5/30に書かれたものです)
#cats_s
2004年04月27日(火)