【感想】04/04/25 キャッツ「美声1」
グリザベラ…重水由紀
ジェリーロラム=グリドルボーン…鄭 夢秋
ジェニエニドッツ…服部良子
ランペルティーザ…章 雅敬
ディミータ…ヴァネッサ・ルート
ボンバルリーナ…孟 甜(マチネ)/池田さやか(ソワレ)
シラバブ…池田祐実子
タントミール…高倉恵美
ジェミマ…王 クン
ヴィクトリア…大月 悠
カッサンドラ…井藤湊香
オールドデュトロノミー…石井健三
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ…渋谷智也
マンカストラップ…趙 宇
ラム・タム・タガー…福井晶一
ミストフェリーズ…蔡 暁強
マンゴジェリー…武藤 寛
スキンブルシャンクス…岩城雄太
コリコパット…徐 元博
ランパスキャット…三宅克典
カーバケッティ…齊藤 翔
ギルバート…谷本充弘
マキャヴィティ…赤瀬賢二
タンブルブルータス…井水 類
(敬称略・太字は初見キャストさん)ただいまー! それぞれ別の友人を誘ってマチソワで行って参りました。
で、取るもの取りあえずという感じでアレなのですがこれだけ忘れないうちに描いておきたいと思いまして三宅ランパスキャットさん(…写実的な絵が描けずに申し訳なく…)。ソワレがちょうど上手後方だったので、ばっちりにらめっこしてきました! カーバケッティの時に受けた「不思議猫」な印象はやっぱりありまして、あれは役者さんの持ち味だったのですね。なんとも不思議な無表情(と言うと悪い意味のようで語弊があるのですが、にこにこ笑ったりとかしないのね)なのですが頭からつま先まで非常に整ったプロポーションの美猫さんでした。耳がすごく真っ直ぐにぴしっと立ってるのも印象的でした。そして流石というべきか、身のこなしが非常に美しかったです。高めで爽やかな声も素敵でした、というか初めてちゃんと声を聞けてうれしい…。格好良いにも可愛いにも綺麗にもあてはまらない独特の魅力のある猫でした。好きだなあ。
そしてタイトルもよく分からない塩梅ですみません。
改めて福井タガーさんの歌声に骨抜きにされてきたらしいです。
さて本日はマチネが上手ブロックの前のほう、ソワレが同じく上手のA席のはじっこでした。そして初マチソワです。1本観ただけで飽和状態になるのに大丈夫か、と思いましたが大丈夫でした(笑)。席が違うと観てるところも違って面白いなあ。記憶はまた混ざり気味ですが、流れに沿っての感想をつらつらと。
オーヴァチュア。下手だとランパスキャットが降りてきて穴に戻っていくまでちゃんと見えるんですね。ちらちらと姿が見えるか見えないかのアングルもすごく好きなのですが、ちょっと嬉しいなあ。そしてマチネソワレとも壁近くだったので、目チカの前に暗闇を移動する猫の気配がします。誰が来たかはやっぱり見えませんでした。どっちも割と猫密度が高いとこにいたのでどきどきしました(ソワレは出入り口近くだったのです)。
ジェリクルソング。猫ポーズのタガー、闇に紛れていつもどんな体勢なのかいまいちわからないのでつい凝視してしまいます。しかし良い声だー。「いどめるかー」でマンゴジェリーが正座の格好で滑っていくのが面白かったです(笑)スロープは使わずに舞台下に降りて来てたんですね。そしてマチネはスロープ近辺だったので、「じごくさえもともだちは」のタンブルブルータスと、スロープで踊るマンカストラップが目の前でした。うわーしあわせだ! 井水タンブルブルータスさんのややハスキーで実直そうな歌声が大変好きなのです。「ジェリクルのうたごえはー」では、ランパスキャットが後ろを向いて指先までまっすぐ伸ばした両腕をすーっと上げて指揮をとっていました。姿勢がとても美しいのです。
最後、マンカストラップが「ジェリクル…、キャッツ」と囁くように歌うの好きだー。
ネーミングオブキャッツ。マチネではほぼ真上のバルコニーにいるマキャヴィティをかなりの割合で見上ていたのでなんだか目が合った気がしました。気がしただけでもうれしいのです(←簡単)。反対側の通路をシラバブが這いながらお客さんをきょとんと見上げててむちゃくちゃ可愛かった…! そしてソワレはランパスキャット。ちょっと予想外な感じの爽やかな声で、明朗で優しい口調でした。しかし動きはこう、動物っぽいというか、やはりフシギなのです(笑)一人をじっと見て、ぱっと離れて、ゆっくり歩いて、また唐突に覗き込むような。で、しっかりにらめっこして頂いたんですが、前向いたまま横をすーっと通り過ぎて行く素振りをしてから、ばっといきなり振り向いて覗き込まれたのでびっくりしました。だってあの独特の無表情が目の前に!(笑) とりあえず目を逸らさずにしっかりと観察してきました。感情の読めない感じの(というか全く読めない…(笑))見ていて飽きないランパスキャットでした。
ヴィクトリアのダンスの途中、闇に紛れながら身を低く構えるミストフェリーズがこう、なまめかしくて(いや流石にニュアンスは微妙に違うんですが他に表現が思い浮かばないので)獲物を狙ってるような感じにも見えてどきっとします。そしてその後コリコパットを召喚するのもマジックなのでしょうか(笑)。それにしても初見以来の徐コリコパットさんですが、目を疑いたくなるほど愛くるしい容姿ですねー。色白でおでこ広い…めんこい…。
ジェニエニドッツ。カッサンドラを移動させて、さて!という感じに満面の笑みで腕まくりの仕草をするマンカストラップ。初っ端から邪魔をするミストフェリーズ。やっぱりこの構図は大変良いです(笑)。フリーズさせる魔法も蔡氏だと子供のイタズラっぽく見えるなあ(やってることは超能力レベルですが)。オーブンを覗き込む黒猫はやはりおばさんの手が気になるようで弄ったり口に運んでみたり。そして「いえー!」と言われたリーダー猫は「…え?」という感じで遅れて振り向くのです。子守唄の後は、人差し指をちっちっと振ってリベンジ。3ガールズを抱き寄せて優しく説き伏せるも、あえなく玉砕。ああもう、いい猫だなあマンカストラップ。「ばつだー」は片手を横に広げてジェニエニドッツを示すんですね。
ゴキブリ、1匹パンダに猛烈にじゃれてるのが居たんですが誰だったんだろう。ピンクのスポンジブラシのようなのを持ったゴキブリ(スキンブルかな?)がさぼってタイヤの上のジェミマにちょっかい出してブラシを取り上げられてました。そしてぽいっと返された(笑)。反対側でさぼってるのはタンブルブルータスなのかな? 相変わらず見失いまくりのゴキブリ達なのです。あああしかしタップ可愛いー! 本日はミストフェリーズ側で見ていた訳ですが、結構表情を変えながら踊ってるんですね。ミストフェリーズって笑顔の印象があまりなかったんですが、笑わないんじゃなくて顔をくしゃっと歪めたような、はにかむ笑顔なんですね。チャーミングだ…。

ラム・タム・タガー。今日のシラバブはタガーに興味があるらしく、たまに近づいてみたり離れたりしていました。それから上にいるコリコパットと顔を合わせて頷きあったりしてるのがもうれつにかわいかった…!
さて、日数的にはそうでもないはずなのですがとても久し振りな気がした福井タガーさん。いや何かですね…吃驚するほど格好良かったんですタガー…!! まさしく奔放でセクシーなつっぱり猫でした。いやもともとそうなんですがこう、「セクシー度」「つっぱり度」「やっかい度」とかのタガー的要素それぞれが濃密になった感じで、とにもかくにも物凄くラム・タム・タガーでした。うまく言葉にできませんが…。声はもとより、セクシーとは微妙に違う気がするけど力強く男臭い(むしろ漢)ダンスにも、雌猫の蹴散らし方にも色気があったとおもう! 「ハッハッ(息遣い)」とか「カモン!」とか「Ho-!」(?)とかすごくナチュラルに出るし、にやりというよりはもう少し凶暴な感じのいかにも悪そうな笑顔も板に付いてました。福井氏のタガー、個人的にしかめっ面と言うかやけに気合の入った表情が印象に残っていたので笑うたびにいちいち動揺した…。
「きがむくときしかきがむかぬ」のタガーは歌った後に「あれ、いたの?」とばかりにボンバルリーナを一瞥。ポーズを取ってるボンバルリーナの上でスキンブルとコリコパットが揃って首をぐーるぐるしてました。最後の「ごむー」は、雌猫たちの顔を覗き込みながら1匹ずつ指先で顎を撫で上げて、高音のごむーの後に更に節付けながら腰回して、鳴かせたところを黙らせてごむーよう。て、手玉にとっている…!!(←いまさら驚くところではないのですが新鮮だった)最後は舞台を駆け回ってコリコパットやマンゴジェリー(かな?)にちょっかい出したりしてました。好き勝手で厄介そうで傍迷惑で(※褒め言葉)、でも何やってても阿呆やっててもとにかく美声で格好良いタガー。なんだろうこの敗北感は…(笑)。
あ、でもソワレでお嬢さんをさらって行くとき、小さく「おっし!」と言ったのには微妙に体育会系の名残りが(笑)。マチネでは小さな女の子と踊ってました。
グリザベラ。マンカストラップの威嚇(牽制かな)のポーズがしなやかで好きだなあ。ヴィクトリアが近付こうとするのを止めるリーダーは、離れたところまで下がらせてから「怒ってないよ」って手振りをしているように見えるんですがどうなのかな。タンブルブルータスが意地悪をするときもは後ろで何か言いたげに手を伸ばすのです。これはどっちの心配をしてるんだろうね。「まだ生きていたのかい」と言われるとグリザベラが、えっ、と振り向くんですね。
#cats_s
2004年04月26日(月)