【感想】04/05/01 キャッツ「皐月」
グリザベラ…重水由紀
ジェリーロラム=グリドルボーン…鄭 夢秋
ジェニエニドッツ…服部良子
ランペルティーザ…真鍋奈津美
ディミータ…飛田万里
ボンバルリーナ…池田さやか
シラバブ…池田祐実子
タントミール…高倉恵美
ジェミマ…王 クン
ヴィクトリア…大月 悠
カッサンドラ…井藤湊香
オールドデュトロノミー…石井健三
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ…渋谷智也
マンカストラップ…趙 宇
ラム・タム・タガー…荒川 務
ミストフェリーズ…蔡 暁強
マンゴジェリー…李 涛
スキンブルシャンクス…岩城雄太
コリコパット…徐 元博
ランパスキャット…三宅克典
カーバケッティ…齊藤 翔
ギルバート…千葉ヒカル
マキャヴィティ…赤瀬賢二
タンブルブルータス…井水 類
(敬称略)


本日もマチソワです。マチネ3階最前、ソワレ下手スロープ横。下手攻めです。
3階はB席でも電飾が1本視界にかかるんだなあ。そしてこないだは後ろで気付かなかったんですが、おそろしく狭いそして高い! 高いとこ好きなはずのですが、最前まで(3列だけですが)ステップを降りて行ったら足が竦みました。座ると膝先から端まで15センチくらいもないんだよー。身を乗り出すと落っこちそうです。芝タガーさんはあの手摺りの上に乗っていたらしいと某氏に伺いましたが本当ですか…。
ソワレは、今更ながらちょっと前方席って癖になるかも、と思いました。いやむしろ近くで見るマンカストラップが癖になるというか! 随所でハートを射抜かれるというか!(…)

マチソワとも本当に本当に良い舞台でした。実はもう今日が最後なんじゃないかと思うくらい離れ難かった。カーテンコールのフィーバーで大分頭まっしろになって帰って来たのですが、走り書きのメモよりダイジェストで感想を。(とか言いつつ打ってみたらいつもと変わりませんでした…)

オーヴァチュア。
マチネは目チカがマキャヴィティでした。マキャヴィティって間近で見られる機会がほとんど無いので嬉しいー。横顔が格好良かった…。タントミールも照明が綺麗に見えます。1階ソワレは目チカやっぱり見えないのであちこちきょろきょろ。

ジェリクルソング。
みすぼらし「くっ!」が気になるギルバート(笑)。靴が落ちて来た空に向かってタガーが手で威嚇。上のCまで出せるのか「アー!」で一番びくっとなるのがコリコパットだったのですが、どことなく楽しげです。ソワレではランパスキャットが目の前で踊るのに釘付け。横のスロープに立て膝で待機中、ずーっと荒い息遣いが聞こえてました。

ネーミングオブキャッツ。
マチネはタガーでした。近くで見るとちゃんとテレビで観た荒川氏の顔だー(あたりまえです)。暫くにらめっこ状態だったので思わず観察してしまいましたが思ったよりメイク薄かったです。そしてやっぱり頭がちいさい…! 抑揚のついた語りかけるような口調と優しげな声でした。3階って猫が来るのはセンターの通路だけなのかな、反対側にはスキンブルシャンクスが来てました。ソワレはガスが真横のスロープに腰掛けていてまったり対面(笑)。顎髭ないんだ…。それから上の通路から顔を覗かせているギルバートを見てました。

ジェニエニドッツ。
「いえー!」と否定されたマンカストラップが「あのー…」と3ガールズに手を伸ばすのが良いです。その後正座で見物するのも素敵(笑)。ワンコーラス終わって再び「はい注目」みたいに手を上げ、指をちっちっと振りながら出ていって、今度こそ、いいかいきみたち、と雌猫を説得する妙に涙ぐましい感じが大好きですリーダー。「すわりすぎてー」をさっきより強調してるし(笑)。ゴキブリが出てくるとこの!この!とぽかぽか叩いてました。

ラム・タム・タガー。
空から登場するなりぱたぱたと不思議なステップを踏んでるので腰を回してる印象がないんだなあ。いや回ってるんですが、その合間に常に動いてるので(笑)。そしてやはり尻尾をマイクにして歌うのです。
マチソワともお子さんを連れ去っていったのですが、マチネでは舞台上で小さい女の子を抱き上げてそのままぐるぐる回り、片腕に抱いたままで拍手を煽り、さらに女の子の手を持って振り振り、そのまま席までお持ち帰りして行きました。どうもここのところタガーは幼女好きという印象が…(笑)。
シラバブは壁の網と戯れつつタガーを気にしていて、タガーを追いかけるランペルティーザを追いかけようと手を伸ばすもべたんと前に倒れてました。可愛いようー。タンブルブルータスは途中で完全に寝てたっぽいです。スキンブルは自分の尻尾を握り締めて苦い顔してました。

グリザベラ。
マンカストラップの胸を突き出す威嚇がやっぱり好きだー。グリザベラがヒールのせいもあってか結構背が高いようで、ちょっと伸び上がり気味でした。


バストファージョーンズ。
シラバブを送り出したあと、自分もセンターに出て行って口を開きかけるも、ジェニエニドッツに先を越されて「あ…」という感じで手を伸ばし、それからやれやれと笑ってタイヤに。マンカストラップが紹介しようとしてたのかー。タイヤではナチュラルにボンバルリーナの肩を抱いてました。
ご馳走を運ぶシーン、マチネではギルバートとミストフェリーズが背中合わせで足を投げ出してもりもり。ギルバートはやはり何か長いものを下から食べてました。ソワレはギルバートがお皿を見下ろして顔をしかめて「たべる?」と横のミストフェリーズに声をかけ、ミストフェリーズも顔しかめていらないっと首を振るので、一口だけ自分で味見してみて、まずっ!という顔して皿ごと放り出してました。一体何が載ってたんだろう…。カーバケッティはお皿持ってジェリーロラムとシラバブににじり寄り、「ここにおくからね」とお皿を階段の下へ。シラバブが上から体を伸ばして犬食いしようとしたのをジェリーロラムが優しく窘めていました。か、可愛…。

マンゴジェリーとランペルティーザ。
勢い余ってずっこけそうな元気なマンゴジェリー。「あかいやねのかわらが」の動きとか落ち付きなくて好きだなあ。そして「ピカイチだ」ってランペルティーザを指差してる気がするのですが。それにしてもマンゴジェリー細い…! 腕とか下手したら雌猫より細い感じです。そしてやはり顔立ちが愛らしいのでうっかり雌猫と見間違います(笑)。

オールドデュトロノミー。
タガーが歌っているとき、マンカストラップが彼の方を向いて手を差し伸べているのですが、どういう意味なのかなー。猫が集まってくると長老が皆を率いるように両手を広げてゆるやかにターンするのですが、動作が軽やかで力強いのです。まだまだ元気なじいさま。

ジェリクル舞踏会。
舞踏会の支度を!の後、タガーってオーブンの上で勝手なノリで踊ってますね。そしてやっぱり不思議なステップは踏んでました(笑)。
「まったくなんにもしないのさ」は、台詞の後、皆が集まる舞台を見て「ええっ」となり、やれやれと両手を広げ、ちらちらと舞台を気にしながら、そのうちだーっとふて腐れたように寝転び、でもすぐ跳ね起き、そわそわと落ち付き無くヘアスタイルを整え出しました。いやもう、混ざりたいならさっさと行って下さい…(笑)。
タンブルブルータスのダンスがなめらかで好きなのです。身のこなしは蛇のよう…(笑)。

メモリー。
近付こうとしたシラバブを止めて「駄目」と首を振るジェリーロラムの表情が何か秘めているように見えたのは目の錯覚かもしれないんですが、ジェリーロラムのグリザベラに対するスタンスって上手く掴み切れないなあといつも思います。ジェミマはなんとなく分かるんですけどねー。


幸福の姿。
カーバケッティとディミータの関係がいまいち不思議です。鼻付き合わせてにらめっこして確かめるように触れ合って分かれるのですが「よし、問題なし」という感じに見えるんですがどうなんでしょう。でも三宅カーバケッティさんの時はもっと不思議だった、そういえば(笑)。
マチネでは俯瞰で見えていたので寝そべる猫の体勢がしっかり見えるのですが、全く同じポーズで歌を聴いているタンブルブルータスとカッサンドラが可愛かったです。そしてソワレは幸せいっぱいでマキャヴィティとヴィクトリアのペア観てました。ああ素敵…。
ソワレのタガーはボンバルリーナの腰を抱き寄せて座り、ボンバルリーナの膝に尻尾をえいっと乗せてボンバルリーナがそれを撫でると取り戻し、またえいっと繰り返してじゃれ合い、ボンバルリーナはもう可愛くてしょうがないみたいに(←妄想)タガーの肩口に顔を埋めて頭ぐりぐり。ば、バカップル度が増してます…。

ガス。
カーバケッティとランパスキャットが左右でもぞもぞ。ソワレのカーバケッティはテーブルにひっかかってる布?みたいなやつに興味を示して猫手でつついてました。ジェリーロラムに歌を促されるガスは最初は耳が遠い老人のように見えるんですが、だんだん感を取り戻していくかんじ。「みせようかー」で拍手が起こるとそうかそうか、と満足げに頷いて身を翻すのです。

グロールタイガー。
コーラスがとても軽快な音になってました。船の上ではタガークリューが「お前あっち!」とか指示を出しつつ大騒ぎ。真ん中の段が一番騒がしかったです。殴られて戻ってきたスキンブルクリューが残る3匹に「またお前行けよ」と押し出されてもういやーと拒絶してました。割とひどい(笑)。「ふみつぶすー」で踏まれたタガークリューはぐあーと腕を伸ばして苦しさをアピール。グリドルボーンのお出迎えは、ふらーっと出て行こうとしたマンゴクリューにミストクリュー(かな?)がしがみついている隙にタガーがちゃっかり高速移動してゲット。キスに割り込もうとしたミストクリューは「早く来い!」と奥のほうからマンカストラップクリューに怒られてました。
グリドルボーンが尻尾を踏まれると「なんとかしろ!」とギルバート隊長が誰かに指差されて責められておりました。左下、誰だろう。
マチネ、「シャム猫軍団総攻撃、それアァ!!」の台詞のとこで3階席くすくす笑いが起きてました。やっぱり悪役っぽいのです。そういやアチョー!って言わないんですね。小さく言ってるのかな?

スキンブルシャンクス。
タントミールに起こされると立ち上がって気持ち良さそう〜に欠伸と伸びをして、それからばっと四足になって下を覗き込んでぎょっとなる一連の動作がすこぶる可愛く見えた!
タガーがランパスキャットによっと声をかけて、それからギルバートとスキンブルについて談笑してから「行こうぜ!」という感じで飛び出していき、その横ではマキャヴィティがに尻尾回しながらにこにこ手を振ってて、いやもうこのシーン大好きだー。
やくざなマンカストラップ、階段に登場時にライト浴びながら手を上げてじゃーん!とポーズを取ってるのが可笑しかったです。尻尾回しながら降りてくるやくざ見てるとうっかり本当に趙氏のタガー見たくなってくるなあ…(笑)。やくざなやつが飛び降りてくるとミストフェリーズとコリコパットが後ろにこてーんと倒れ、ギルバートはマチネは自主的に飛び回し蹴り2発、ソワレはランパスキャットとタガーに行けよと促されてしょうがねえなーとしぶしぶセンターに出て行き回し蹴りを披露(披露だけ(笑))。後ろでタガーがほらすごいだろーとタントミールに自慢してました。
雄猫がベッドになるところはマチソワともタガーがギルバートに寄り掛かり、シラバブにマチネではライオン尻尾でべしべし、ソワレでは頭ぽかぽか叩かれてました。
ゴミ列車を作るシーンで、手を繋いで走って行くスキンブルシャンクスとミストフェリーズが可愛かったです。スキンブルを車までお見送りしてから自分のライト取りに行くのかー。マンカストラップは最初の汽笛を鳴らす係だったんですね。どうやって鳴らしてるのか分からないんですが…。


マキャヴィティ。
マチネですが上からだとナンバーの途中でオーブンの後ろで待機するシラバブの頭が見えるのです。そーっと覗き込んでるみたいで可愛かった…。
攻撃されたギルバートが時代劇の悪役みたいにきりもみ2回転で飛んでったのが印象的でした(笑)。マンカストラップが倒されてマキャヴィティが上手に去っていくとき、ボンバルリーナが気遣って駆け寄って来たのですが、上手で閃光と轟音が上がると「離れろ!」とボンバルリーナを押し遣ったマンカストラップが死ぬ程格好良かったです…! その後タントミールに傷を舐められると痛そうに顔を顰めて呻いてました。

ミストフェリーズ。
「さいこーのー てんさいじー」と歌いながら割とにじにじと降りてきますよねタガー(笑)。尻尾からステッキが出てきた事に気付かずに「?」という顔で後ろを振り向いてたタガーはちょっと可愛かったです。というかこのナンバー(に限らず?)のタガーは相当可愛…い…。
ランパスキャット、カーバケッティが回収した長い布の端が首に絡まり、布の感触が不快だったのかいやいやっと何度も頭を振ってました。その後大きな布を広げるところでは躓いてうっかり布を落としそうに(笑)。
長老の赤い布を取る前、後ろでジェリーロラムが心配そうにタガーの腕を引っ張って「ちょっと見てきてよ」ってやりながら最後にはタガーの足にしがみついてました(笑)。タガーはジェリーロラムを宥めつつ(微妙にびびってるようにも見えるんですが)、逆隣にいるヴィクトリアの肩を抱いて「見てなよ」と注目を促し。成功後はほら!凄いだろ!と自分の事のように得意げにはしゃいでました。
マジックが成功して、赤い布を受け取ったマンカストラップが笑いながら「やるじゃん」みたいにミストフェリーズの胸を小突いていたのでなんだか動揺しました。マンカストラップ素敵…。その後踊りながらよし!って感じで両拳をグッと握り締めてたミストフェリーズも胸に来ました。ミストフェリーズとタッチしに行くタガーは両手を広げて膝でズシャーっと滑って行くのです。もうハートとか撒き散らしてそうです。

メモリー。
マキャヴィティってひょっとして怯えて階段の影に隠れてるのかも、とちょっと思いました。ささっとあそこに移動して小さくなってるので…どうなのかなー。
すごく切なげで胸に来るメモリーでした。力のある声なのですが儚げでもありというか。「ほら、みて」が囁くようで、「明日が」は高く歌うのですが最後すうっと消えゆくように歌うので鳥肌が立ちました。

猫からのごあいさつ。
マキャヴィティの隣のマンゴジェリーの細さが際立ってスモーク浴びてると消え入りそうでした。儚い…。マンカストラップはヴィクトリアとミストフェリーズの背をそれぞれ抱きながら見上げていました。


カーテンコール。
ソワレ、タンブルブルータスの笑顔を正面から見られてかなり幸せ。手を振ってたら一瞬睨んでからにこっと笑ってくれました(思い込みでもいい…)。あと、握手に行く前のカーバケッティをにやつきながら見ていたら(すみません)、鼻の頭に皺寄せて笑いながら「ニャオ」って口パクで返してくれたのですが、す、すげえ可愛かったです。今日のメイクはこないだより怖いというかギザギザ度が増してた気がするのですが、だから余計に可愛く見えたのかも…。
並んでる時から一人ハイテンションに盛り上がってるタガー。握手から早めに戻ってきたタガーはマチネではタイヤの上で尻尾ギターで大はしゃぎ、ソワレはさらにミストフェリーズナンバー最後のジャンプのタイミングでギター弾きつつタイヤからダイブしてました。
握手はシラバブ。いやーもうほんとかわいい…。
カーバケッティのご挨拶は三宅氏とほぼ同じポーズなんですが、首傾げてニコっとしながらポーズを取るので可愛いのです。マキャヴィティの側転はマキャヴィティファイトの時のと同じだーと改めて思いつつ、でも初めて観たらやっぱり気付かないよねえ。
ランパスキャットは上の通路で手を振っていようとラインダンスを踊っていようとあの表情は変わらないんだなあ(笑)手を振る時は微妙に笑んでる気がしなくもないのですが、あの丸い目の形はいつもあのままなのです。面白い…。
背中越しに両手を振って帰っていくマンカストラップにときめきました。
3回ほど出てきた後にタガーの締め。しっぽ豪速回転→背中向けて踊り→ファーをばさばさ→振り向いて投げキッス→拳でライト消し。その後も手拍子が止まずに申し訳ないくらい何度も出てきてくれて、、最後は面倒くさそうにタガーがセンター拍手を煽り、何故か手拍子を促し、結局また拍手を煽って一本締めをしてそのあとがばっと土下座してエンド。土下座なんだ…(笑)。しかし、こういう時って福井タガーさんならどうやって納めるんだろう、とものすごく興味が。想像つかないなあー。

それにしても今日はタガーとマンゴジェリーが標準サイズなのでマキャヴィティのでかさが際立っておりました。サイアミーズかぶっててもすぐ判別できました。グロールタイガーに負ける役だったんだ…(笑)。カーテンコールの端と端(マキャヴィティとランパスキャット)がぽこんと大きい感じでした。
しかし今日は本当に楽しかったー!
#cats_s 2004年05月02日(日)