| 2005年06月06日(月) お金と幸せについての考察 |
お金はないよりあるほうがいいに決まっているけど ありすぎても必ずしも幸せにはなれなさそうだなと 貧乏人のくせに思ったりする。
資産がウン百億とか、そういう、途方もない天文学的数字になってくると 一般人の"欲しいものリスト"に挙がるような物質、たとえば 電化製品だの車だの家だの宝石だのはなんだって手に入るだろうし たぶんその一般人とは経済感覚が2桁、3桁違っていて 小銭入れは持ちませんでござーますよ、みたいな、 でも、いわゆる"どこまでいっても満たされない"状態なんじゃないだろうか。 あとは金で買えないものしか欲しいと思わない、とかね。
そう考えると一般市民があくせく働いてひとつまたひとつ望みを叶えていって小さな幸せを感じていくっていうことは、幸せを感じる回数が多くて、案外幸福なことなんじゃないかとも思えてくる。
自由さそのものを手にしているよりも、 自由なるものの象徴を手にしていることが幸福なのかもしれないように、 実際に莫大なお金を手に入れるよりも、 莫大な、途方もない額の金を、想像しきれないほどの金を、 想像しているほうが幸福なのかもしれない。
とかなんとか言ったところでほんとの金持ちにしてみれば 「想像だけでいいなんて安上がりだこと」って思うんだろうけど 幸せの価値観に絶対的なものなんてないんだし いつも100均のファイルで済ましちゃうのを400円するのを買ったくらいで 息切らしながら昨日の自分に対して優越感に浸っていたりするのが私なのだ。
あー、欲しいものがたくさんあるって幸せだなー(涙)
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