ひとりごと
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恵ちゃんの百合 2005年08月24日(水)

夕方の道を自転車で走りながら
恵ちゃんのことをずっと思い出していた。
拾った日のこと、とってもかわいかったこと、
美しく成長して幸せに暮らしていること…。
なぜこんなに恵ちゃんのことばかり浮かぶのかと思ったら、
そうだ、駐車場にあの百合が咲いているのを見たからだ。

子猫の恵ちゃんをりきさんに託したとき
りきさんに高砂百合の一株をいただいた。
それから私にとって、この高砂百合は「恵ちゃんの百合」なのだ。
車のない我が家の駐車場に植えた恵ちゃんの百合は
しっかりと根付いて花を咲かせ、種を散らした。
数株に増えた百合は、今日、2年目の花を見せてくれた。
すんなりと伸ばした白い首を折り曲げ、軽くうつむいて咲いている。
いくつもいくつも清楚な花を風に揺らしている。
こんな青い黄昏時には、なおいっそう美しく見える。

もうすぐ恵ちゃんと出会った9月がやってくる。
恵ちゃんのことを思い出したのは、風があの時と同じような
秋色に染まってきたからなのかもしれない。


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