ひとりごと
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春一番 2005年02月23日(水)

天気予報で言っていたとおり、朝から強い南風が吹いていた。
春一番がやってきた。
「春」は嬉しいのだけれど、花粉が風に乗って
楽しげに飛んでいるところまで見えるよう。
外に出て暖かさを確かめたい気持ちをぐっと抑えた。
昨日の続き、混沌の整理が待っている。

今日は母の誕生日だった。
いつものように、美登利寿司の雲丹を買ってお祝いに行こうと思ったら
父と友だちと一緒に歌舞伎に出かけてしまうと言うことだった。
それでも雲丹は遠慮しない、と言うので、土曜に持って行くことにした。
今日のところは片づけに専念しよう。

どうも気が散ってしまう。
窓から差し込む光が明るすぎる。
外に出ておいでよ、と誘っている。
そうだ、牛乳と卵がきれていたんだ、と思い出して、買い物に出た。

マスクとめがねで防御しても、やっぱりくしゃみも涙も出てしまう。
でも風が気持ちいい!
暖かさが嬉しい!
道端のオオイヌノフグリがぱっちりと瞳を開いてみんなで空を見上げていた。
私も仰いで見ると、芽がふくらみかけた桜の枝に向かって
飛行機雲がぐんぐんと伸びていくところだった。
雲の先っぽにいる飛行機は、きちんと飛行機形をして白く光っていた。
春の旅、どこへ行くの?

家に帰ってお茶を飲んだ。
夕方はゆっくりとやってきた。
いつの間にか日もずいぶん長くなった。
暖かさの残る納戸の床に座って、古いものを出したり入れたりしながら
やっとやってきた春を喜んだ。


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