ひとりごと
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年賀状をポストに入れたあと、その先にあるスーパーまで足を伸ばした。 パンやコーヒーがなくなっていた。
自動ドアが開いて店内に入り、すぐ左手の明るい色彩に目をやると、 無造作に花束たちが積み上げられていた。 手に取ってみると、なんと洋蘭が一束80円! お正月用に大量に入荷されて売れ残ったのだろう。 それにしても80円は安い。 見たところ、特に傷んでもいない。 セロハンにくるまれた3束をかごの中に入れた。
家に帰って、早速花瓶に生けた。 一束に、つぼみがいっぱいのデンファレが5本と立派な葉っぱが3枚入っていた。 3束で15本のデンファレと9枚の葉っぱ! そのままざっくりと生けても、なかなか豪華に堂々と見える。 寒い玄関が明るく暖かくなったようで嬉しくなった。 これで240円なのだものね〜。 ほくほく。。
花たちを包んでいたセロハンを捨てようとして、貼られていた札が目に入った。 「タイ直輸入」と書いてあった。 育てられて、摘み取られ、わざわざ海の向こうから運ばれてきて、このお値段。 もちろんお店での定価はもっと高かったにしろ、現地では一体いくらだったのか。 申し訳なくなってしまう。 ましてやタイと言うと、スマトラ沖地震で、大きな被害を受けた国だ。 私が少しだけ花を買ったところで、大して役に立たないのだろうけれど、 少しでもお国に還元されたらいい。 そしてまた、美しい国で花々が育てられ、この国に運ばれてきますように。
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