ひとりごと
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夏のワンピース 2004年06月14日(月)

陽射しが明るくて
さらりと風が気持ちいいので
やっと衣替えをした。

納戸の小さい窓を全開にした。
クローゼットのバーから冬服を下ろし、
クリーニングするものと、そのまましまえるものを分けた。
チェストを開けて、長袖のトレーナーやニットを出した。
そして夏服のつまっている衣装ケースを開けた。

しわくちゃになって押し込まれていた懐かしい夏の服たち。
木綿や麻の、明るい色の服を引き剥がすように取り出した。
見慣れているはずなのに、あぁ、こんな服があったんだ、と
そのたびに新鮮な気持ちになる。
アイロンがけは後回しにして、とりあえずどんどんバーに掛けていった。
花柄や水玉模様が重なった。

もともと私はどちらかと言うと、パンツ派ではなくスカート派なのだ。
夏になると99%がスカート、それもほとんどワンピースになる。
それは、女らしいのが好きだから、と言うわけではなくて
ただひたすら楽で涼しいから…と言う不精な理由。
さらっとした木綿のワンピースは肌触りがよく
風を通してふわりとフレアーの裾が揺れるのも嬉しい。
それに、一重のワンピースは作るのも簡単だ。
好きな生地を見つけて、好きな形のワンピースを縫うのは夏の始めの楽しみなのだ。

それにしても、ワンピースばかりずいぶん増えてしまった。
一番古いのは、結婚した年に縫った(15年前!)ピンクの薔薇模様のワンピースだ。
もうかわい過ぎるのではないか、と思いながらも、形が気に入っていて毎夏着ている。
普段着は、これくらいの方が、気分も明るくなる。
少しずつ布の好みも形も変わっていっているけれど、
基本的には買うのも縫うのも同じようなものになってしまう。
この夏はもう買わない、と思うのに、きっとまた出会ってしまうのだろう。

それに、実は宿題の布があるのだ。
去年の初夏、素敵な麻の生地を見つけた。
水色の地に、白でシンプルな薔薇が描いてある。
どんな形にしようか?と、悩んでいるうちに梅雨が終わり、夏が来た。
でもその夏は大変な冷夏だった。
見るからに涼しげなその布を、縫おうと言う気持ちにならなかった。
愛用のワンピースたちも出番が少なかった。

四角くたたまれたまま、年を越してしまった麻の布地。
まずはあれを縫い上げよう。
梅雨明けまでの宿題だ。
さあ、どんな形にしよう?
思い切って、ノースリーブにしてみようか?

秋の衣替えのとき、しまう服がまた増えることになるのだろう。
そして来年の今頃、同じような気持ちで夏のワンピースを出すのだろう。
毎年この繰り返し繰り返し。


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