ひとりごと
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失敗ケーキでハッピーバースデイ 2004年02月23日(月)

実家の母と妹と姪たちが来るので朝から忙しかった。
今日は母の誕生日。
用事があるのは妹と姪で、母は運転手なのだけれど
その運転手さんのために、お得意のバナナシフォンを焼いたのだ。

お得意、だったはずなのに。
大失敗。
ちょっとおしゃれに見せようと、薔薇のケーキ型を使った。
薔薇の花のようなふんわり美しいケーキを思い描いていた。
だけどシフォンケーキの生地は、簡単には型からはずれなかった。
竹串を型のふちから差し入れてぐるりと回したり、
お皿に伏せて振ってみたり。
やっと出てきたケーキは、あぁ、なんの形もしていない。
ぼろぼろのぐしゃぐしゃ。
昔の少女漫画のドジな主人公が作ったみたいな見事な失敗作品だ。

きれいなケーキにみんな目を見張るはずだったのに、これでは…。
がっかりしてしまった。
でも作り慣れたこのケーキは、味だけはいつものとおりだ。
この形だけなんとかカバーして、予定通りバースデイケーキにして食べてもらおう。

切り分けたケーキに、おしゃれに添えるつもりだったホイップクリームは
ゆるめに泡立てて、上からとろりとかけることにした。
とっておきの英国みやげのバニラエッセンスも入れた。
飾り用にバナナをスライスしてレモンとハチミツに漬けておいた。
そんな作業をしているうちに、母や妹たちと大叔父もやってきた。

母たちが買ってきたお惣菜や私のパンで、まずはランチ。
そして、妹や姪の用事(入園グッズ製作の依頼)を聞いて
姪たちとちょっと遊んで。
やがてお待ちかねのお茶の時間。

キッチンに立って、ケーキのお化粧を始めた。
ぼろぼろの肌を隠すようになめらかなクリームをかけて、バナナをのせて。
お土産にもらった小粒のイチゴも一緒に飾ろう。
そこへ姪がやってきた。
私の手元をじっと見つめている。
「やってみる?」と声をかけると、姪は嬉しそうにイチゴをつまみ
慎重な手元で、ケーキを飾ってくれた。
賑やかでかわいいケーキの出来上がり!

真っ赤なイチゴがろうそくの代わりだ。
みんなで母に「おめでとう!」を言って、ケーキを切り分けた。
クリームをたっぷり、イチゴとバナナもいっぱい乗せて、最初のひと切れは母に。
そして、みんなにお皿を回していった。

「おいしい!」と言ってくれた。
みんなのお皿は、すぐに空っぽになった。
本当だ。
くずれたケーキのすみずみにまでクリームが行き渡りしっとりとしている。
上等なバニラエッセンスも、バナナのハチミツレモン漬けも、
真っ赤なイチゴの甘酸っぱさも、このケーキに似合っている。
いつもよりも、おいしいくらいだ。
仕上げをしてくれた4歳の姪も、90歳の大叔父もきれいに食べてくれた。
よかった。

「失敗作にしてはわりとおいしかったよね。」と、言うと
「どこが失敗なのかわからないわよ。」と、母や妹に言われた(姪だけは知っている)。
ごまかしのお化粧は大成功。
夫の分をひと切れ残して、あとは実家で待っている父や妹たちへのおみやげに包んだ。
クリームとバナナとイチゴもちゃんと添えて。
もうくずれているので、持ち帰りに気を使ってもらうこともない。
実家でのお祝いのテーブルに仲間に入れてもらおう。
バースデイパーティー昼の部、無事終了。
夕方、みんなはにこにこと帰っていった。

それにしても、めったにないほどの失敗をしてしまった。
卵白を固く泡立てて作ったシフォンの生地は型にくっつきやすい。
シフォンケーキのあのシンプルな形には、ちゃんと理由があったのだ。

教訓・シフォンケーキはちゃんとシフォン型で焼きましょう!



チャレンジ!スズメちゃん

うちに来るスズメたちが
とうとうピーナッツリースをマスターした!

ブドウの蔓からワイヤーで吊られて揺れているピーナッツリースは
不安定で恐いらしく、スズメはとまれずに
身軽なシジュウカラとヤマガラ専用になっていたのだ。
上手にピーナッツをつついているシジュウカラを
スズメたちはいつもうらやましそうに眺めていた。

何回かチャレンジしているところは見ていた。
でも、足をかけようとしては空振りし、
あるいはピーナッツの上でバランスがとれずに飛び降りていた。

それが、諦めずに毎日努力した甲斐があったのだ。
まだちょっと危なっかしく、時々ばたばたと羽ばたいてバランスをとっている。
でもちゃんとピーナッツを殻からつつき出せるようになっていた。
1羽ができるようになったと思ったら、あとから来たスズメたちも
そのうちみんなマスターしていった。
2つのピーナッツリースに、スズメが鈴なりになった。
それはそれは楽しそうで嬉しそうだった。
よかったね。
でもこの分だと、前にも増してピーナッツがからになるのが早くなりそう。

そう言えば、この前、庭に撒いた古くなった柿ピー、
きれいになくなっていたけれど、食べたのはスズメちゃんたち?
柿の種、辛くなかったのかな?
スズメはチャレンジャーだ。


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