ひとりごと
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春の嵐 2004年02月22日(日)

今日もとても暖かい。
木綿のシャツを2枚重ねただけで、庭で過ごせるくらいだ。
たった1日で、庭も大きく変わっていた。

繭のようなつぼみをぶらさげていたスノードロップが
白い花びらを広げて緑の飾りを見せていた。
ゆっくりゆっくりと顔を持ち上げ始めていた
庭植えのクリスマスローズたちがいっせいに花開いた。
クロッカスは小さなパラボラアンテナみたいだ。
そして、沈丁花が最初のひとつを咲かせた。

たった一輪なのに、あの懐かしい涼しい香りが
生暖かい空気を清らかにしていた。
卒業式を思い出す大好きな香りだ。
お菓子みたいな花に顔をつけて胸いっぱいに吸い込んだ。

夕方から風が強くなってきた。
ぶどうの蔓が大きく揺れた。
やがて大粒の雨が降ってきた。
まるで誰かが訪れたかのようにガラス窓がパチパチことことと鳴る。
春の嵐がノックしている。

花たちが、強い雨に打たれている。
風にびゅんびゅん揺られている。
暖かいのが嬉しくて、せっかくみんなで咲いたのに。


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