ひとりごと
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わくわく写真展 2004年02月13日(金)

お茶のお稽古のあと、都会方面への電車に乗った。
友だちの写真の展覧会に行くのだ。
今日が最終日。
早く行かないと撤収時間になっちゃう。
お昼ごはんも食べないで急いで行った。

なぜかドキドキしながら会場に入った。
そうっと中を覗き込むと、1年半ぶりに会う友だちの笑顔があった。
嬉しくてほっとした。
挨拶をして、なんとなく興奮したまま写真を見た。
ドキドキがだんだん落ち着いてくるのを感じながら端からゆっくりひとつずつ。
友だちの写真は真ん中あたりにあるらしい。
でも急がず順番に見て行った。
配置を考えて展示された全部の作品を味わいたいのと
やがて突然現れる友だちの作品を待つのが楽しみだったから。

ネットを通じて知り合った写真仲間の、現実の世界での写真展。
つややかにプリントされた大きな写真はきれいだった。
パソコンの中の「画像」とは、また違って美しかった。
それぞれの人の写真はみんな違って個性的なのに
不思議とまとまりがあって、自然で落ち着いていた。
見ていてとても気持ちいい。
友だちの写真が目の前にやってきた。
名前を見なくてもすぐにわかった。
この雰囲気。
知っている感じがする。
小さな虫の表情も葉っぱの色彩も、光もきれいだ。
木に立てかけられたほうきには待っている人がいるようだ。
2枚の写真には、続きの物語があるような気がした。
身びいきではなく、この写真たちが好きだと思った。

やがて、もうひとりの友だちもギャラリーにやって来た。
友だちが集まるって楽しい。
こんな場があってよかった。
私たちははしゃいでしまった。
撤収の時間が近くなって、だんだんと集まってきた写真仲間さんたちも
にこやかに見守ってくださった。
写真と仲間に囲まれて、センスと才能を発揮させた友だちはとても素敵だった。
そこはとても居心地がよさそうだった。

撤収が始まり、次々と作品が壁から下ろされていった。
友だちの写真も、はずして黒い壁に立てかけられた。
今度は、この写真展は京都に行くのだそうだ。
片づけのお邪魔になるので、私たちは挨拶をして会場を出た。

「おもしろかったね。」「素敵だったねー。」と、言いながら
友だちと駅までの道を歩いた。
街路樹に立てかけられるように捨てられていた自転車も
ビルの間の細い空を縫うように伸びた飛行機雲も
写真展を見たあとだと、みんな絵になるような気がした。
私もカメラを向けてみた。
彼女が見たら、どんな作品になるだろう?とその絵を想像してみた。


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