ひとりごと
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今日は自然写真の会の新年会だった。 虫や花が好きで、写真が好きな仲間が集まった。 この仲間の中に入ると心地いい。 私よりずっとずっと年上の方ばかりなのだけれど 仲間として自然に接してくださる。 隣に座った方もおっしゃっていたように 「ここには自分の居場所がある」。
まだお昼なのに、ビールを飲んで熱燗もいただいて 少し酔ってしまった。 お日さまに申し訳ない? でもこれは新年会、まだお正月なのだもの。 許してもらおう。
いつもは物静かなおじさま方も陽気になって いろんなお話をしてくださった。 虫の話、山の話、写真の話、ほしい一眼レフデジカメの話。 私も調子に乗ってしゃべりすぎたかもしれない。
おひらきになって賑やかにお店の外に出た。 まだまだ日は高かった。 陽射しのせいか、酔っているせいか、体も顔も暖かい。 風が気持ちよく感じるくらいだった。 酔い覚ましと運動不足解消に、2駅を歩いて帰ることにした。
桜並木にはさまれた川沿いに、水の流れを追いかけてのんびりと歩いた。 花のシーズンにはお花見客でいっぱいになるこの道も、 冬のこの時期には人影がない。 私は誰とすれ違うこともなく、ゆったり泳ぐカモを眺めながら歩いて行った。
渡り鳥たちが訪れて、川の中は冬の方が賑やかだ。 種類が違うカモたちも、仲よく静かに泳いでいた。 川面に映った青い空と桜の枝を、鳥の波紋が美しく乱した。 フェンスにもたれてうっとりと見とれてしまった。
鳥の羽ばたきと水をはじく音と川の流れしか聞こえない静けさ。 ほんわりほろ酔い気分で幸せにひたっていた。 こんな瞬間、こんな風景を切り取ってアルバムにしまいたい。
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