ひとりごと
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嬉しい庭仕事 2004年01月20日(火)

今日は暖かくなると言っていた。
歯医者さんの予約を朝一番にしておいてよかった!
午後からは庭に出られる。
治療のあと買い物をして、まだ麻酔も覚めきらないうちに家に帰った。
明るい光の中で揺れるピーナッツリースでは小鳥たちがランチ。
私はそれを眺めながらのランチをすませ、お茶を飲んで一服。
そしてテンポのいいCDをかけ、音が聞こえるように少し窓を開け、
身支度して庭に飛び出した。

ずっと手をつけていなかった庭は荒れ放題。
まずは庭の掃除から始めた。
落ち葉を拾い、枯れた草を刈り、枝を切り、
転がっているポリポットや鉢底ネットを拾い、片づけた。
黒い土が見えてきて、やっと庭がすっきりとした。
落ち葉の下からは、かわいいクロッカスの芽や
クリスマスローズのつぼみが現れた。
柔らかく瑞々しくてとてもかわいくて笑ってしまった。

ここで一段落。
部屋に入ってCDを取り替えついでに、やかんに沸かしておいたウーロン茶でひと休みした。
すると、私が部屋に入るのを待っていたかのように、小鳥たちが庭にやって来た。
シジュウカラにヤマガラ、そしてそれを追い散らすヒヨドリ。
鳴き交わしながらピーナッツやヒマワリやりんごを楽しんでいる。
外に出られなくなってしまった。
体はレースのカーテンに隠してテラスに座り、
鳥たちのそばで日向ぼっこしながら、小鳥たちの食事が終わるのを待った。
ぽかぽかの陽射しと小鳥の声に、うっとりと眠ってしまいそうだった。

一団が賑やかに去って、私は再び庭に出た。
次の仕事はとっても気にかかっていた箱の中の球根を植えること。
おそるおそる開けたけれど、球根たちが無事で嬉しかった。
今日からは、ふかふかに耕した土の中でのびのびと根を伸ばせる。
いつものことながら「遅くなってごめんね」と球根に謝った。
そんなことを気にもしないで春にはちゃんと花を咲かせてくれる
かわいい球根たちに、私はいつも甘えてしまう。

気がかりだった球根植えが終わり、さてやっと薔薇の番!
薄いガーデニング手袋を、厚い皮の手袋に取り替えて剪定ばさみを持った。
鉢の薔薇は、ついでに植え替えをしたいので、もっと早い時間からできるときにして
まずは地植えの薔薇たちの手入れから始めた。
不精にもまだ残したままだった花殻を切り、実を摘む。
残っている葉を取り、枯れ枝を切り取る。
そしてここからが真剣、ぷっくりふくらんだ赤い芽を見つけて、その上で枝を切った。
春からはどの枝がどんなふうに伸びたらいいのか、
その姿を想像して枝を思い切りよく切っていく。
乱雑に細い枝や葉が入りくんでいたのが、みるみるさっぱりとしていく。

鋏を動かしながら「やられたなぁ」と、私はつぶやいていた。
言ってから、何が「やられた」なんだろう?と自分で考えて、すぐに答えがわかった。
薔薇をすっきりとさせる剪定作業が楽しくて、すっかりはまっていたのだ。
やっぱりこんな作業が好きらしい。
答えがわかって、自分でおかしくなった。

庭仕事をするのは楽しい。
とても充実した時間を過ごせたような気になる。
成果が目に見えるから?
外で体を動かすのが気持ちいいから?
草花や木と触れ合っているのが幸せだからだろうか?

薔薇のことだけを考えながら、時間はあっという間に過ぎていった。
一番手ごわいグラハム・トーマスの太い枝を落としてひとつにまとめたとき、
指先が冷えているのに気がついた。
窓から聞こえていたCDもとっくに終わって、インコたちもおとなしくなっていた。
庭にももう日が射さない。
まだ明るさは残っているけれど、無理はせず今日の仕事はここまでにすることにした。

部屋に入ってストーブと灯りをつけた。
ウーロン茶を温めなおしてゆっくりと飲んだ。
あぁ、おいしい。
気持ちがいい。
お茶を飲みながら、窓の外を眺め、一日の成果を確かめるときがとても嬉しい。
暖かかった今日の日に感謝。
明日からも、こんな園芸日和が続きますように。
まだたくさんの薔薇たちが待っている。
刈ってほしそうな庭木たちも待っている。


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